石印は、古代文明の出土品に見られるお守り。ミノア製の金属製の楕円形他、石製のものもある。美しい装飾がなされているものもある。柔らかい粘土やワックス素材に押し付けると、刻印されている紋様が浮かび上がる仕組みで、文字ではなく絵柄である。

Minoisch Sealstone photo by Andrew Stephan.wikipedia

1960年にはペンシルバニア大学の考古学チームが、キプロス沖で沈没船からフェニキア文明のものとされる、紀元前1700年頃の円筒型スカラべ型のものを引き揚げている。ヒエログリフの刻印がある。円筒型のものは中に紐を通すことができ、貿易商人か、船長の持ち物ではないかと推測されている[1]

三人の戦士が戦う場面を模した石製のものも発見されている[2]

ギャラリー編集

脚注編集

  1. ^ 水中考古学の夜明け、ケープ・ゲラドニア沈没船 (紀元前1200年頃)”. Hi-Story of the Seven Seas (2018年3月23日). 2020年7月5日閲覧。
  2. ^ Service, Nicholas WadeNew York Times News. “Grecian artifact evokes tales from the ‘Iliad’ and ‘Odyssey’” (英語). The Bulletin. 2020年7月5日閲覧。

参考文献編集

  • Ceram, C.W. Richard and Clara Winston訳 (1958) (英語). The March of Archaeology. New York: Alfred A. Knopf. NCID BA10158242. OCLC 599914090 [要ページ番号]