稲垣 昌子(いながき まさこ、1907年1月10日 - 1981年10月6日)は、日本の児童文学作家

東京生まれ。旧姓・藤原。東京高等女学校卒、大阪の梅花女子専門学校(現梅花女子大学)卒、早稲田大学英文科卒。早大図書館に四年間勤め、稲垣達郎と結婚。1955年前後から児童文学同人誌『だ・かぽ』に作品を発表。1964年『マアおばさんはネコがすき』でNHK児童文学賞奨励賞、日本児童文学者協会賞受賞。[1]

著書 編集

  • 『マアおばさんはネコがすき』福田庄助絵 理論社 ジュニア・ロマンブック 1964
  • 『かあさんがんばる』鈴木義治絵 理論社 ジュニア・ロマンブック 1966
  • 『もくれん通りであそぼうよ』福田庄助絵 理論社 小学生文庫 1969
  • 『ねこのりぼんはSOS』金山桂子絵 国土社 1971

再話 編集

  • 『ふしぎなオルガン』レアンダー原作 池田浩彰絵 世界出版社 1967

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  1. ^ 日本人名大辞典