立ちくらみ
立ちくらみ(たちくらみ)は、めまいや失神する可能性のある一般的な不快な感覚[1]。立ちくらみの感覚は、短命、長期、またはめったに再発しない場合がある。立ちくらみに加えて、個人は頭が無重力であるかのように感じる可能性がある。
立ちくらみ | |
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概要 | |
診療科 | |
症状 | 失神; 頭が無重力であるかのように感じる。 部屋を回転していると認識する(めまい)。 |
継続期間 | 一部の患者では再発するが、一時的 |
原因 | 低血圧、低血糖、不整脈、貧血、高カリウム血症、血栓症、水中毒、脱水症 |
危険因子 | 糖尿病管理のための貧しい食生活、心不整脈の遺伝的素因。 |
診断法 | 症状に基づく。 一部の血栓性失神前症は、トロポニン血清レベルによって示される場合がある。 |
治療 | 原因によって異なる。 点滴、リンガーの乳酸、ブドウ糖補充療法、血栓溶解療法、または単に座ったり休んだりすることが含まれる場合がある。 |
死亡数・率 | 立ちくらみは致命的ではない。 |
分類および外部参照情報 |
原因
編集立ちくらみは、異常な血圧制御によって引き起こされる。 通常、立ち上がると、重力によって脚や体幹の静脈に血液が集まる。 血液が下半身にたまることで血圧が下がり、心臓から脳に送り出される血液の量が減る。 脳に流れる血液の減少は、めまいなどの症状を引き起こす。 これを補うために、神経系は心拍数の急激な上昇を引き起こし、血管を収縮させ、その結果、症状が現れる前に血圧が正常に戻る。 この代償機能を担う神経系は自律神経系と呼ばれている。
出典
編集- ^ “Chapter 14: Evaluation of the Dizzy Patient”. 2009年8月6日閲覧。