線路設備モニタリング装置

JR東日本の通勤電車に搭載されている、線路状況を確認する装置

線路設備モニタリング装置(せんろせつびモニタリングそうち)は、JR東日本通勤用電車に導入されている、「軌道材料モニタリング装置」と「軌道変位検測装置」で構成され、あらかじめ営業用電車に設置して、営業運転と同時に線路状態を確認できる装置[1][2]

線路設備モニタリング装置(E233系1000番台)

取り付け作業等に関しては、車両製造も手掛ける総合車両製作所が行った(一部車両は、JRの車両センターにて行われている)[3]

また、例外で特急用電車の651系にも搭載されている。

最近では、E131系房総線の80番台、相模線の580番台、日光線、宇都宮線の680番台にも搭載されている。

設置車両 編集

通勤用電車 編集

 
E721系1000番台線路設備モニタリング装置(P4-15編成)

特急用電車 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 線路設備モニタリング装置の本格導入について” (PDF). 東日本旅客鉄道 (2018年7月4日). 2020年4月15日閲覧。
  2. ^ 線路設備モニタリングの「第21回国土技術開発賞」受賞について(2019年7月31日)”. 東日本旅客鉄道. 2020年4月22日閲覧。
  3. ^ 線路設備モニタリング装置取付改造の取り組み”. 総合車両製作所. 2020年4月30日閲覧。
  4. ^ a b c 線路設備モニタリング装置JR東日本仙台支社について (2020年2月27日)”. JR東日本仙台支社. 2020年4月22日閲覧。

外部リンク 編集