華竜の宮』(かりゅうのみや)は、上田早夕里による日本SF小説

概要 編集

海底隆起により多くの陸地が海に沈んだ未来を描いたSF作品。

ストーリー 編集

ほとんどの陸地が水没し、多くの物が失われてしまった25世紀。人類は陸上民と海上民とに分かれ、大きく異なる文化のもとで各々の生活を送るようになっていた。それは、高度な情報社会に守られた陸地や海上都市での暮らしと、海で漁をしながら〈魚舟〉に居住して常に様々な危険に晒されている環境下でのそれとに、酷くかけ離れたものとなっていた