藤原 安棟(ふじわら の やすむね、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族藤原北家中納言藤原葛野麻呂の子。官位従五位下武蔵守

経歴 編集

清和朝初頭の貞観元年(859年式部大丞在職中に従五位下叙爵する。翌貞観2年(860年)2月に弾正少弼に任官するが、8月には参河守として地方官に転じた。

貞観9年(867年)にも正月にいったん筑前守に任ぜられるが、2月には武蔵守に遷るなど、地方官を歴任している。

官歴 編集

日本三代実録』による。

系譜 編集

尊卑分脈』による。

参考文献 編集