藤原 宗継(ふじわら の むねつぐ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。名は宗嗣とも記される。藤原式家、参議・藤原蔵下麻呂の子。官位は従五位上・伊勢守。
光仁朝末の宝亀11年(780年)従五位下・伊勢介に叙任される。
桓武朝に入ると、延暦4年(785年)正月に中衛少将として京官に任ぜられるが、同年7月には因幡守として再び地方官に転じ、翌延暦5年(786年)伊勢守に遷った。延暦6年(787年)従五位上に至る。
『続日本紀』による。