蘇 頌(そ しょう、天禧4年11月23日1020年12月16日)- 建中靖国元年5月20日1101年6月18日))は、北宋の科学者・宰相子容泉州同安県の人。父は蘇紳。

蘇頌

生涯 編集

慶暦2年(1042年)に進士に及第した。北宋で最高の機械学者であったという。哲宗の命を受け、世界最初の天文時計水運儀象台」を設計した(1997年、京都大学で完全復元された)。元祐7年(1092年)に工事が完成し、蘇頌は丞相に任ぜられた。紹聖4年(1097年)、退官した。建中靖国元年(1101年)に死去し、魏国公を追贈され、「正簡」とされた。

徽宗韋賢妃(南宋の高宗の母)は、初め蘇頌の側女を務めたという。

著作 編集

ギャラリー 編集

参考文献 編集

外部リンク 編集