西威(せいい、1328年(致和元年)? - 1349年4月30日(至正9年4月13日))は琉球の歴史書に登場する王。在位:1336年または1337年 - 1349年。
英祖王統最後の王であり、先代の玉城の長男である。
10歳頃で即位するも、先代が崩した国威を回復できずに王朝は滅亡した。西威王の死亡後、輔臣の一部で5歳となる世継ぎを擁立する動きもあったが、国安らかなるを得んやとして世子を廃し、民から信望の厚かった浦添按司察度を擁立した。