西宗 元次郎(にしむね げんじろう、1854年11月5日安政元年9月15日[1]) - 1918年大正7年)1月1日[2])は、明治から大正時代の政治家実業家銀行家貴族院多額納税者議員

経歴 編集

広島県出身[2]。恒松保平の二男として生まれ、先代西宗善四郞の養子となり、1891年(明治24年)6月家督を相続する[1]。1892年(明治25年)以降、広島県会議員のほか、広島県農工銀行、忠海商業、備後船渠などの重役、豊田貯蓄銀行、豊田銀行各頭取を歴任した[2]

1916年(大正5年)広島県多額納税者として補欠選挙で貴族院議員に互選され、同年8月11日から務めた[2][3]。1918年(大正7年)在任中に没した[4]

脚注 編集

  1. ^ a b 人事興信所 1915, に22頁.
  2. ^ a b c d 衆議院、参議院 1960, 207頁.
  3. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、24頁。
  4. ^ 『官報』第1626号「帝国議会」大正7年1月07日。

参考文献 編集