西尾 安信(にしお やすのぶ、天正7年(1579年)? - 慶長18年(1613年))は、安土桃山時代から江戸時代初期の武将。通称傳十郎[1]

概要

編集

天正年間に今川氏真の三男として生まれた。母は早川殿[1]。ただし、正確な生年が確定できず、澄存の弟である四男とする説もある[2]。また、母親に関しても庶出説がある[2]。西尾姓を名乗ったが、甥の西尾以庸(兄・今川範以の子)も同じく西尾と称しており[3]同姓であることから以庸を養子に取ったとも考えられている。[要出典]

慶長18年(1613年)に死去 [4]

脚注

編集
  1. ^ a b 榮進舍出版部 1917, p. 539.
  2. ^ a b 黒田基樹「総論 今川氏真の研究」『今川氏真』戎光祥出版〈シリーズ・中世関東武士の研究 第三五巻〉、2023年9月、11頁。ISBN 978-4-86403-485-2 
  3. ^ 渡辺 1979, p. 173.
  4. ^ 小和田 1983, p. 247.

参考文献

編集
  • 小和田哲男『駿河今川一族』(新人物往来社 、1983年)
  • 『寛政重修諸家譜第1輯』(榮進舍出版部 、1917年)
  • 渡辺三義『静岡県苗字の話』(静岡新聞社、1979年)