認証ビジネス(にんしょうびじねす)とは、 認証を取得する過程、もしくはそれに関係する活動において、 認証を取得しようとする者から、金品あるいはサービスを得るビジネスである。

しくみ

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認証機関にとって、認証は商品である。 認証機関は、新しい商品を作ることでさらなる利益を得られる[1]認証を受ける必要に迫られる者の集合をマーケットとしている、とも言える。 認証機関そのものの他に、関連する サービスを提供して対価を得る行為も、認証ビジネスの一つとも言える。 また認証ではないが、催し物の候補地の視察において、主催者や関係者が候補地からサービスを得る行為も、 「開催地の適格性」をある主の認証とみなせば、 認証ビジネスに類するものと言える。[要出典]

地理的分布

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分布としては、欧州に、大きな認証機関が多数存在する[1]。 これについて、例えばISOというものは、国境を超える活動のルール・基準として、アングロサクソンが作ったのだという見方がある[2]

日本の事情

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例えばISO関連について、取得の強要や、高額な取得費用、周辺で利潤を得ようとする者などの 問題があると言われている[2]

脚注

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  1. ^ a b 江藤学 2012, p. 58-59.
  2. ^ a b プレス技術”. 2017年7月10日閲覧。

参考文献

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関連項目

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