貸出文庫(かしだしぶんこ)とは、ある程度の量の書籍を図書館で揃え、読書グループや青年団、職場、公民館、学校、保育所などに貸し出すもののことである。厳密には巡回文庫(じゅんかいぶんこ)とは異なるが、実際には同義として用いられることが多い[1]

定義 編集

貸出文庫とは「図書館と貸出を受ける団体の間を図書が直接往復する方法(直送式)」をいい、厳密には「いくつかの団体の間を図書が巡回する方法(回送式)」をいう巡回文庫とは区別される[2]。しかし、貸出文庫と巡回文庫は実際には同義として用いられることが多い[1]

脚注 編集

参考文献 編集

関連項目 編集

  1. ^ 吉田右子「アメリカ公共図書館史研究におけるジェンダー」『三田図書館・情報学会』第64号、2010年、21-22頁、ISSN 03734447