針谷 喜久雄(はりがや きくお、1963年?〜2013年7月1日)は、日本物理学者である。

略歴 編集

主な研究分野 編集

吉林大学と九州大学のグループとの共同研究で、メビウスの帯の形にねじれたアセン化合物の性質を計算化学の手法で予測した[2]

2010年、コンスタンチン・ノボセロフたちがノーベル物理学賞を受賞した。数層のグラフェン関連物質に関する先行研究の論文として、彼らのノーベル賞受賞論文において、文献13番に引用され紹介された。

主な著書 編集

  • 『Molecular Electronics and Mlecular Electronic Devices Volume II』(分担執筆、CRC Press)
  • 『Fullerene Polymers and Fullerene-Polymer Composites』(分担執筆、Springer-Verlag)
  • 『Optical Properties of Low-Dimensional Materials Volume 2』(分担執筆、World Scientific)
  • 『物理屋のためのインターネット講座』(分担執筆、丸善)

脚注 編集

  1. ^ 博士論文書誌データベース
  2. ^ Nature Asia Materials の記事

外部リンク 編集