錦葩楼国景

江戸時代後期の大坂の浮世絵師

錦葩楼 国景(きんぱろう くにかげ、生没年不詳)とは、江戸時代後期の大坂浮世絵師

来歴 編集

師系不詳。錦葩楼、国景と号す。天保4年(1833年)に刊行された人情本『春情濡小袖』5冊の挿絵を描いている。作者は談寿楼白園である。それ以外の経歴は一切不明である。『原色浮世絵大百科事典』第2巻では歌川国景と同一人かと記している。

参考文献 編集

  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
  • 吉田漱 『浮世絵の基礎知識』 雄山閣、1987年