降三世大儀軌王(ごうざんぜだいぎきおう、: Trailokyavijaya-mahākalpa-rāja, トライローキャヴィジャヤ・マハーカルパ・ラージャ)とは、仏教密教経典金剛頂経』系のテキストの1つであり、不空の『金剛頂経瑜伽十八会指帰』(大正蔵869)の分類における第四会に相当する[1][2]

歴史的にはチベット仏教のみに伝承され、漢訳されることが無かった。

日本語訳 編集

  • 『全訳 降三世大儀軌王 / 同 ムディタコーシャ註釈』(「金剛頂経」系密教原典研究叢刊 3) 北村太道・タントラ仏教研究会 訳、起心書房、2014年

脚注 編集

関連項目 編集