雷門泥棒(かみなりもんどろぼう)は、古典落語の演目の一つ。別題は『仁王』。

あらすじ 編集

「有名なお寺さんなら大金があるかな?」

そう考えた一人の賽銭泥棒が、闇夜に乗じて浅草寺に侵入。まんまと賽銭を盗み出すことに成功するが、何を如何間違ったか表門に出てきてしまった。

その様子を見ていた仁王さま。「わしが見ている前で泥棒とは!!」と激怒し、泥棒をつかみあげると空中に放り投げ、落ちてきたところを思いっきり踏みつけた。

たまらず泥棒がおならを一発ブッ!?

「く・・・曲ェ者(臭ぇ者)!!」

「~へ、仁王(臭う)かァ?」