香梅楼国照
香梅楼 国照(こうばいろう くにてる、文化11年〈1814年〉 - 明治9年〈1876年〉1月23日)とは、江戸時代後期から明治時代はじめにかけての画家。
来歴
編集下総国古河藩の藩士。姓は山下、名は彦五郎。はじめ同じ古河藩士で画人の岡野梅老より絵を学び、四君子など描いて晩庵、琴松と号したが、のちに香蝶庵豊国に師事し、直照と称した。さらにその後、香梅楼国照と称す。『増訂浮世絵』によれば肉筆の風俗画を描き、版画は手掛けなかったという。享年63、墓所は茨城県古河市の大聖院。
参考文献
編集- 藤懸静也 『増訂浮世絵』 雄山閣、1946年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 古河市史編さん委員会編 『古河市史 通史編』 古河市、1988年 ※552頁