魚と寝る女
『魚と寝る女』(さかなとねるおんな、原題:섬)は、2000年の韓国映画。原題の日本語訳は「島」。第57回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。ソ・ジョンが作中で一言も言葉を発しない、釣り堀で体を売る役を演じた。各国の国際映画祭でキム・ギドク監督の耽美的な映像が称賛された一方で、そのいくつかのシーンにおける表現により嘔吐したり失神したりする観客もいたと言われている。
魚と寝る女 | |
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섬 | |
監督 | キム・ギドク |
脚本 | キム・ギドク |
製作 | イー・ウン |
製作総指揮 | ソク・ドンジュン |
音楽 | ジョン・サンユン |
撮影 | ファン・ソシク |
編集 | キョン・ミンホ |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
公開 |
2000年4月22日 2001年8月25日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 韓国語 |
魚と寝る女 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 섬 |
日本語読み: | さかなとねるおんな |
英題: | The Isle |
ストーリー
編集釣り堀の管理人ヒジン(ソ・ジョン)は客に食べ物を差し入れたり、体を売ったりすることで生活をしている。そこにヒョンシク(キム・ヨソク)という元警官の男が恋人を殺した末に釣り堀に現れた。自殺願望のあるヒョンシクは釣り針を飲み込み自殺を図るが、ヒジンは針をペンチで抜いてヒョンシクを助け、二人は交わる。孤独な二人が愛を育む中で、二人は次第に破滅へと向かっていく。