鷹野澄

日本の情報工学者

鷹野 澄(たかの きよし、1952年 - )は、日本情報工学者東京大学名誉教授。アメリカ電気電子学会最高論文賞受賞。

人物・経歴 編集

1975年静岡大学工学部電気工学科卒業。1980年東京大学大学院工学系研究科電子工学科博士課程修了、工学博士。同年から東京大学大型計算機センター助手を務め[1]、学術情報システムの運用開発の中心を担った[2]。1983東京大学地震研究所講師[1]

1994年東京大学地震研究所助教授。2008年東京大学大学院情報学環教授、東京大学地震研究所教授兼任[1]日本災害情報学会大会実行委員長[3]。東京大学地震研究所では全国地震データ交換・流通システムの高度化などにあたった[4]。2016年IEEE Best Paper award受賞[5]。2018年定年退職[1]、東京大学名誉教授[6]

著作 編集

  • 『MS-DOS』(纐纈一起と共著)共立出版 1988年
  • 『OS/2』(石田晴久と共著)共立出版 1990年
  • 『IT強震計を用いた草の根型地震防災情報システムに関する研究』東京大学 2002年

脚注 編集

  1. ^ a b c d 部 局 名 大学院情報学環、地震研究所(兼) 氏 名 鷹野 澄東京大学
  2. ^ 大学間ネットワークのあけぼの国立情報学研究所
  3. ^ 学会の歩み日本災害情報学会
  4. ^ <JGNユーザの利活用事例紹介> 広域高速ネットワークとクラウド環境を活用して 『全国地震データ交換・流通システム』をさらに高度化し、 日本の地震研究を支える! ― 稼働中の国内地震観測データをいつでも活用できる共通研究基盤を目指して ―総合テストベッド研究開発推進センター JGN JGNインタビューvol.008
  5. ^ 別添資料 2217-i3-3 学術に関する受賞独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構
  6. ^ IT強震計研究会・役員(平成31年) (敬称略)東京大学