AGM-123 Skipper IIアメリカ海軍で開発された短距離レーザー誘導空対地ミサイルである。

AGM-123 Skipper II
種類 補助ロケット付レーザー誘導爆弾
運用史
配備期間 1985
開発史
製造業者 エマーソン エレクトリック社
諸元
重量 582 kg (1,283 lb)
全長 4.3 m (14 ft 1.2 in)
直径 0.5 m (1 ft 7.6 in)

弾頭 1000 lb (450 kg) MK83爆弾

エンジン エアロジェット MK 78 デュアル推進固体燃料ロケットモーター
翼幅 1.6 m (5 ft 3 in)
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概要 編集

このスキッパーミサイルは短距離精密対地攻撃を目的とするミサイルである。AGM-123はMK83爆弾ペイブウェイキットで構成され接続されているロケット推進システムにより目標からより離れた距離で発射することができる。発射と同時に点火されるMk78固体燃料ロケットを搭載している。

自由落下爆弾に比べてスタンドオフ距離が向上し、目標近郊の地対空ミサイル対空砲の射程外から攻撃を行うことができる。また対艦ミサイルとしても運用でき、1000ポンド(450キロ)高性能炸薬弾頭で船舶を無力化することができる。

搭載可能な航空機は A-7 コルセア II、およびF/A-18ホーネットA-6イントルーダーによって運用される。

AGM-123は、カリフォルニア州チャイナレイクの海軍兵器センター(Naval Weapons Center)で開発された。

外部リンク 編集

関連項目 編集