Abacoは、もはや開発されていないPlan9オペレーティングシステム用のWebブラウザである。これは、インライン画像やテーブル、そしてフレームをサポートするグラフィカルWebブラウザである[2]Acmeのインターフェースに触発された真のマルチドキュメントインターフェースを備えている。これは、マルチスレッドで動作し,また適度なサイズのプログラムである[3]

Abaco
Abaco-web-browser.png
Screenshot of Plan 9 homepage viewed in Abaco
対応OS Plan 9 from Bell Labs, Linux[1]
サイズ 492 KB
種別 Web browser
ライセンス Lucent Public License
公式サイト lab-fgb.com/abaco/
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歴史

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webfsというWebファイルシステムと,HTMLをパースするライブラリであるlibhtmlは,Bell研究所で新世代のWebブラウザのためのバックエンドとして書かれたものであった。 Bell研究所での開発が止まった後,Aki Nyrhinen はwebpageという名称のwebfsとlibhtmlのシンプルなフロントエンドを書いた。これは,基本的なWebページをレンダリングするもので,plumberをハイパーリンクに対応させる興味深い使用方法であった。webpageの開発もまた止まり,webpageはabacoに取って代わられた。

脚注

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  1. ^ Archived copy”. 2016年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月23日閲覧。
  2. ^ Top 10 Alternative Lightweight Web Browsers For Linux OS”. Toppersworld. 2014年10月21日閲覧。
  3. ^ Abaco: A Web Browser for Plan 9”. Bell Labs. 2014年10月21日閲覧。