batch.dart(または単にbatch)はバッチ処理におけるジョブスケジューリングを提供するオープンソースフレームワークである。batch.dartは全てのコードが純粋なDart言語で実装されており、Dart VM上で動作する。

batch.dart
作者 加藤 真也
開発元 加藤 真也
初版 2022年2月16日 (2年前) (2022-02-16)
最新版
v1.3.0 - 2022年4月25日 (23か月前) (2022-04-25)
リポジトリ GitHub
プログラミング
言語
Dart
対応OS クロスプラットフォーム
プラットフォーム Dart VM
サイズ 110 kB
対応言語 2言語
対応言語一覧
サポート状況 開発中
種別 アプリケーションフレームワーク
ライセンス BSD 3-Clause
公式サイト pub.dev
現在 2022年04月25日
テンプレートを表示

batch.dartは現代のシステムに多く見られる堅牢なバッチアプリケーションの開発を可能にするために設計された、軽量かつ包括的なソリューションである。

歴史 編集

原作者は日本出身のプログラマである加藤真也[1]。2022年1月頃から原作者の個人プロジェクトとして開発が進められ、2022年2月16日にpub.devへ初期ビルド[2]がアップロードされた。

batch.dartGitHubBSDライセンスオープンソースとして公開されている。[3][4]

特徴 編集

Dart言語のカスケード記法を使用した体系的で上流から下流へ流れるようなコードベースでのジョブスケジューリング定義をサポートしており、少ない記述で多くの処理を定義できることがbatch.dartの特徴である。

また、ジョブをスケジューリングする際の形式としてはCronをサポートしている。さらに、batch.dartではアプリケーション開発で必須となるロギング機能を標準で提供しており、ライブラリから提供されているインターフェースを実装することでユーザーの好みに合わせたログ出力のカスタマイズが可能である。[5]

ライフサイクル 編集

原作者の開発リポジトリでbatch.dartのおおまかなライフサイクルを表現したシーケンス図が公開されている。[6]

注釈 編集

  1. ^ Kato Shinya myConsciousness
  2. ^ https://pub.dev/packages/batch/versions/0.0.1
  3. ^ https://github.com/batch-dart/batch.dart
  4. ^ https://github.com/batch-dart/batch.dart/blob/main/LICENSE
  5. ^ https://pub.dev/packages/batch#14-logging
  6. ^ https://github.com/batch-dart/batch.dart/blob/main/design/sequence.md

外部リンク 編集