Cavoはアメリカ合衆国のミズーリ州、セントルイス出身のハードロックバンド。そのサウンドと音楽性から、ポスト・グランジにカテゴライズされる。

Cavo
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミズーリ州セントルイス
ジャンル ポスト・グランジ
ハードロック
活動期間 2001–present
レーベル Reprise, Warner
共同作業者 Modern Day Zero
公式サイト cavomusic.com
メンバー Casey Walker
Chris Hobbs
Chad La Roy
Brian Smith
旧メンバー Mike Tomas
Ryan Kemp

経歴 編集

2000年末、ギタリストのChris Hobbs・ベーシストのRyan Kemp・ドラマーのChad La Royはバンドのボーカルを探していた。親しい友人であるModern Day ZeroのScott GertkenとRich Criebaumらの支援で、3回のオーディションを経て、まだ無名であったCasey Walkerがボーカルに決まり、2001年の3月にはHollowとして活動を開始した。2001年末、Mike TomasをHollowのセカンドギタリストに迎えた。2001年には、Hollowは"Fallen"、"State of Mind"、"Unsung"の3曲をデモソングとして公開、2001年末にはバンドの名称をラテン語でHollowを意味するCavoへと変えている。

2002年、Cavoは最初のEPA Space to Fillをリリースする。このEPはScott GertkenとRich Criebaumがプロデュース、レコーディングとミキシングはミズーリ州フォーリテルにある彼らのトレーラースタジオでおこなわれ, Bullet 339 Recordsからリリースされた。CavoはModern Day Zeroとのライブを通してファン層を形成していく。シングルA Space to Fillの2曲はセントルイスのローカルラジオ局を通じて流され、"Say Again"はWVRVKNSXが、KPNTは"Unsung"を取り上げた。

Cavoは次に4年後の2006年9月にフルアルバムThe Painful Art of Letting Goをリリース。同2006年中にWalkerがバンドから脱退したRyan Kempの代わりにベーシストのBrian Smithをバンドに招いた。

メジャーデビュー 編集

CavoはセカンドEPChampagneを2008年にリリースされ注目されるようになる。このEPの中でも「Champagne」は105.7 KPNTの目に止まり、放送されることになる。この"Champagne"の成功はCavoに演奏の機会を与えることになり、Stone Temple Pilotsのオープニングを飾った。このことがWarner Brothers Records代理人の目に止まり、2008年にCavoはニューヨークへ飛びWarnerそしてRepriseで演奏することになる[1][2]。CavoのメジャーデビューアルバムBright Nights, Dark Daysは2009年8月11日にリリースされた。The NixonsのZac Maloyとノルウェーの作詞作曲チームEspionageが制作に参加、録音はDavid Bendethがプロデュースした。[3]"Champagne"はBillboard Mainstream Rock Chartsで1位を獲得した[4]。"Crash"はTommy HenriksenBobby HuffZac Maloyが制作したがこちらもHot Mainstream Rock Tracksで6位を獲得している。

2009年には"Let It Go"がトランスフォーマー/リベンジの主題歌に採用され、同作のサウンドトラックにも収録された。

2008年のCruefestにはHalestormRev TheoryRedChevelleDaughtryLifehouseShinedownSick PuppiesRev TheoryThe Veer UnionFraming Hanleyと共に参加した。

2010年にDaughtry、Lifehouseとのセカンドツアーを終えると、6月からBlack Sunshine、Shaman's Harvest、Atom Smash、Brookroyal、American Bangとツアーを開始。初のヘッドラインツアーとなる。

現在Cavoは次のアルバムの制作中であり、2012年1月のリリースを予定している。このアルバムには、すでにバンドのコンサートで演奏された"Last Day"、"Circles"、"Southern Smile"などの新曲も含まれる。

メンバー 編集

現在
  • Chris Hobbs - guitar, backing vocals
  • Chad La Roy - drums
  • Brian Smith - bass, backing vocals
  • Casey Walker - lead vocals
旧メンバー
  • Mike Tomas - lead guitar
  • Ryan Kemp - bass

ディスコグラフィー 編集

アルバム 編集

シングル 編集

タイトル 最高順位 アルバム
US US
Main.
[5]
US
Alt.
[5]
US
Rock
[5]
US
Adult
[5]
2009 "Champagne" 109[A] 1 22[6] 8 Bright Nights, Dark Days
"Crash" 6 40 20
2010 "Let It Go" 28[7]
"My Little Secret"
"Blame"
"Cry Wolf"
2011 "Thick as Thieves" TBA

Notes

  • A^ "Champagne"の最高順位はBillboard Hot 100にランクインしておらず、Bubbling Under Hot 100 Singles chartに掲載されている。

参照 編集