GOM Encoder(ゴムエンコーダー、Gretech Online Movie Encoder)とは韓国グレテック(GRETECH)社が開発したエンコーダである。製品版(通常版、拡張版)と無料版がある。

GOM Encoder
開発元 Gretech Corporation
対応OS Microsoft Windows
種別 ビデオエンコーダ
ライセンス シェアウェア
公式サイト GOM Encoder
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無料版ではエンコードした画像にロゴも入るため、近年ではHandBrakeなど他のフリーの高機能なエンコーダに取って代われてしまった。 2015年11月25日版をもってバージョンアップが終了し、2015年11月30日には製品版の販売を終了した。2017年1月20日にはカスタマーサポートも終了している。

特徴 編集

  • GOM Playerで再生できるファイルは基本的に読み込むことができる。
  • 無料版では製品版と同様にエンコードできる。ただし無料版でエンコードしたファイルには右上にロゴが埋め込まれ、試用期限の設定および一部設定に制限が課される。
  • 携帯、スマートフォンに対応したファイル形式に多く対応している。
  • テンプレートが充実していて操作がわかりやすく比較的高品質なエンコードが可能。
  • エンコード速度は比較的速い。独自のエンコードエンジンを使用している(ように見える)。
  • 製品版(拡張版)は、通常版にはない機能としてMP3音声の埋め込み、DivX形式の出力も可能。

LGPLライセンスへの違反嫌疑 編集

2010年6月、インストーラーに含まれるGVC.dllがFFmpegの成果物であるにもかかわらず、ソースの開示などがなされていないと指摘を受けている[1]

外部リンク 編集