HQMザクセンリンク
HQMザクセンリンク(HQM Sachsenring GmbH)は、ツヴィッカウを拠点とし、自動車業界にシャーシやボディパーツを供給する企業。
本社入口 | |
種類 | 非公開会社 |
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本社所在地 | ドイツ ザクセン州 ツヴィッカウ |
設立 | 1957年 |
業種 | 輸送用機器 |
事業内容 | 自動車産業 |
従業員数 | 300 |
概要
編集第二次世界大戦後にVEBザクセンリンクとして設立されたザクセンリンクは、東ドイツでは数少ない自動車メーカーの1つであり、1957年から1991年にかけて生産されたトラバントで知られている[1]。1990年の東西ドイツ統一後、ザクセンリンクは中央計画経済の政府所有企業から自由市場経済の民間企業へと移行したが、2003年に経営破綻した。
破産の3年後、Sachsenring AGは2006年2月にライプツィヒのHärterei und Qualitätsmanagement GmbH (HQM)に買収された。かつては東ドイツで支配的な大手自動車メーカーだったザクセンリンクは、その後自動車の製造から撤退し、現在ではフォルクスワーゲンの工場にゴルフやパサートの部品を供給している。
モデル
編集スーパーミニ
編集- AWZ P70 Zwickau (1955–1959)
- トラバント P50 (1957–1962)
- トラバント 600 (1962–1965)
- トラバント 601 (1964–1990)
- トラバント 1.1 (1990–1991)
- Sachsenring UNI 1 (試作車, 1996)
高級車
編集- Sachsenring P240 (1954–1959)
- Sachsenring P240 Repräsentant (1969)
トラック
編集ギャラリー
編集脚注
編集- ^ “ボディがダンボールってホント? レトロな感じが今でもそそる! 33年も作られ続けた国民車トラバントを知っているか?”. 自動車情報誌「ベストカー」 (2024年3月9日). 2024年5月2日閲覧。