IPython(アイパイソン)はPythonを対話的に実行するためのシェルである[3]CPython内蔵の対話的に実行するためのシェルと比べ、型推定を強化し[4]、対話的実行のための文法を追加してあり、コード・ハイライティングおよびタブによる補完が行える。IPython は SciPy パッケージの一部として公開されている。

IPython
IPython Logo.png
IPython-notebook.png
作者 フェルナンド・ペレス (Fernando Perez)[1]
最新版
7.25.0 / 2021年6月26日 (4か月前) (2021-06-26)[2]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Python
対応OS クロスプラットフォーム[3]
種別 シェル
ライセンス New BSD license[3]
公式サイト ipython.org
テンプレートを表示

その他の特徴編集

Python 標準のシェルでは Tkinter を使った対話的実行環境が利用できるが、IPython では Tkinter に加えて GTKQtWX が利用できる。また IPython ではMPI などを使ったコンピュータ・クラスター環境における並列コンピューティングが可能である。さらに、OS 標準搭載のコマンドライン・シェルとしても (bashcshなどと同様に) 使うことができ、特に Windows でコマンドライン・シェルとして利用できるのは大きな利点である。IPython のシェルとしての基本的な挙動は Unix の多くのシェルと同様だが、実行中の Python 環境によるカスタマイズや実行の柔軟性が活用できるという利点がある。

評価編集

米国内で広く読まれているIT系報道メディアで紹介されている[5]。また自然科学の学術会議でも議題に上っている[6]。科学技術計算の分野においては、Matplotlibとあわせて使う例が多く見られる[7]

関連項目編集

出典編集

  1. ^ History”. The IPython Development Team. 2014年1月22日閲覧。
  2. ^ ipython release history”. Python Package Index. 2021年6月27日閲覧。
  3. ^ a b c Introduction”. The IPython Development Team. 2014年1月22日閲覧。
  4. ^ 型推論のことか?
  5. ^ Conrad Koziol (September 12, 2005). “Introducing IPython”. NewsForge. 
  6. ^ About/Presentations - IPython
  7. ^ IPython: A System for Interactive Scientific Computing
  8. ^ https://github.com/gibiansky/ihaskell

外部リンク編集