IceWMは、X Window Systemウィンドウマネージャの一つ。Marko MačekによってゼロからC++で書かれた。 ライセンス形態はGNU Lesser General Public License。メモリ使用量とCPU使用率が比較的低いのが特徴である。テーマをサポートしており、Windows 95、OS/2、Motifなどのユーザインタフェースに似せることができる。

IceWM
IceWM with Xeyes on Debian Buster
作者 Marko Maček
初版 1997年
最新版
3.4.5 / 2023年12月28日 (10か月前) (2023-12-28)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C++
対応OS Unix系
種別 ウィンドウマネージャ
ライセンス GNU GPL および GNU LGPL
公式サイト ice-wm.org
テンプレートを表示

IceWMプロジェクトの主な目標は、よいルック&フィールを提供しながらも同時に軽量であることである。またもう一つの重要な特徴として、ポップアップなどでユーザを妨げない操作感が挙げられる。

IceWMの設定は、ユーザのホームディレクトリに置かれたテキストファイルで行うため、コピーやカスタマイズが容易である。また、設定ファイルの編集のためのGUIプログラムも存在する。

IceWMには組み込みのタスクバーがあり、メニュー、タスク表示、ネットワーク・CPUメータ、メールチェッカ、カスタマイズ可能な時計などが置かれている。

ちなみに、開発者曰く「(IceWMという)名前はとても暑い日に決めた」とのこと。[1]

関連項目

編集

脚注

編集
  1. ^ icewm 1.0.4 readme”. 2000年6月12日閲覧。

外部リンク

編集