JTインターナショナル(JT International SA)は、日本たばこ産業(JT)の国際部門を担う子会社であり[3]、国際的なたばこメーカーである。スイスジュネーヴに本社を置き、120か国で事業を展開している。

JTインターナショナル
現地語社名
JT International SA
種類
子会社
業種 たばこ
設立 1999年
本社 スイスの旗 スイス ジュネーヴ
主要人物
エディ・ピラー(Eddy Pirard) (社長兼CEO)
嶋吉耕史(副CEO兼執行ヴァイスプレジデント(事業開発・企業戦略担当))
製品 紙巻きタバコ電子たばこ手巻きたばこ英語版スヌース、パイプたばこ、葉巻きたばこ[1]
従業員数
45,000人(2019年)[2]
親会社 日本たばこ産業 ウィキデータを編集
ウェブサイト www.jti.com

2018年現在、全世界で400箇所の事務所、27箇所の工場、5箇所の研究開発センター、5箇所のたばこ加工施設を持ち、約4万人を雇用している[4]

エディ・ピラー(Eddy Pirard)が社長CEO、嶋吉耕史が副CEO兼執行ヴァイスプレジデント(事業開発・企業戦略担当)を務める[5]

歴史 編集

日本たばこ産業は1999年に、アメリカに本社を置く多国籍たばこメーカー、R.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーの子会社のRJRインターナショナルを78億ドルで買収し、JTインターナショナルを設立した。

2007年、イギリスに本社を置き、FTSE100種総合株価指数の構成銘柄であったギャラハーを94億ポンドで買収した。これは、日本企業による国外企業の買収額としては当時最大のものだった。

2009年、アフリカのたばこ販売会社であるトライバックリーフ(Tribac Leaf Limited)の国際事業の一部と、ブラジルのたばこ会社であるカンネンベルグ(Kannenberg)、KBH&Cを買収した。同年、アメリカのタバコ葉供給会社であるヘイル&コットン(Hail & Cotton Inc.)、JEBインターナショナルとの合弁により、JTIリーフサービス(JTI Leaf Services)を設立した[6]

保有ブランド 編集

主要ブランド 編集

以下のブランドの売上は、JTIの売上の72%を占めている[7]

脚注 編集

  1. ^ Our Brands”. JTI. 2018年9月12日閲覧。
  2. ^ About Us”. JTI. 2022年2月24日閲覧。
  3. ^ Global Site”. Japan Tobacco. 2015年3月10日閲覧。
  4. ^ Where We Operate”. JTI. 2018年9月12日閲覧。
  5. ^ Our leadership”. JTI. 2012年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  6. ^ Facts & Figures | When”. JTI. 2015年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月10日閲覧。
  7. ^ “Our brands” (英語). Japan Tobacco International – a global tobacco company. https://www.jti.com/about-us/what-we-do/our-brands 2018年4月29日閲覧。 

外部リンク 編集