javac(「ジャバシー」や「ジャバック」と発音される)は最も基本的なJavaコンパイラで、オラクルJava Development Kit (JDK) に含まれる。

javac
プログラミング
言語
Java[1]
対応OS クロスプラットフォーム
種別 コンパイラ
ライセンス GNU General Public License
公式サイト www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
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javacコンパイラはJava言語仕様 (JLS) に準拠するソースコードを入力として、Java仮想マシン仕様 (JVMS) に準拠するバイトコードを生成する。

javac自体がJavaで書かれており(セルフホスティング)、さらにjavacをプログラムから呼び出すこともできる[2]

歴史 編集

2006年10月13日より、サン・マイクロシステムズのJava仮想マシン (JVM) とJava Development Kit (JDK) がGPLに基づき利用できるようになった[3]Sun's OpenJDK Hotspot pageも参照)。

Javaクラスライブラリフリーな実装であるGNU Classpathは、バージョン0.95からClasspathランタイム (GIJ) とコンパイラ (GCJ) を用いたjavacのコンパイルと起動をサポートしており、GNU Classpath自身でGNU Classpathのクラスライブラリ、ツールおよびサンプルをコンパイルすることもできる[4]

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ Lextrait, Vincent (2010年1月). “The Programming Languages Beacon, v10.0”. 2010年3月14日閲覧。
  2. ^ "[...]an application can access javac programmatically." Shawn Silverman (2002年8月30日). “JavaWorld - Java tip 131 Java Tip 131: Make a statement with javac!”. JavaWorld.com. 2008年8月9日閲覧。
  3. ^ Sun opens Java (feature story)
  4. ^ "This release supports compiling and running the GPL OpenJDK javac compiler[...]" GNU Classpath 0.95 Announcement”. 2016年2月24日閲覧。

外部リンク 編集