LST-469 (戦車揚陸艦)
LST-469 (USS LST-469) は、アメリカ海軍の戦車揚陸艦(LST, Landing Ship Tank)。LST-1級戦車揚陸艦の1隻。
LST-469 | |
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基本情報 | |
建造所 | カイザー造船所(バンクーバー) |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦種 | LST-1級戦車揚陸艦 |
艦歴 | |
起工 | 1942年10月23日 |
進水 | 1942年11月27日 |
就役 | 1943年3月8日 |
退役 | 1946年3月27日 |
最期 | 1947年12月13日にスクラップとして売却 |
除籍 | 1946年5月1日 |
要目 | |
排水量 | 1625トン |
その他 | 従軍星章4個を受章 |
艦歴
編集本艦は第二次世界大戦中の1943年3月に就役後、アジア・太平洋戦線に投入された。
1943年6月15日、GP55船団に加入してシドニーからブリスベンに向かう途中で、日本潜水艦「伊174」の発射した魚雷1発を受けて大破・航行不能に陥ったが、オーストラリア海軍のタグボート「リザーブ」(en)に曳航されてシドニーへ入港できた。この戦闘で乗船者26人が死亡・行方不明、17人が負傷した[1]。シドニーで損傷箇所の修理を受けた。
戦列復帰した本艦は、1944年4月から西部ニューギニア戦域で以下の上陸作戦に参加した[2]。
- 1944年5月、サルミ・ワクデ島の戦い
- 1944年5-7月、ビアク島の戦い
- 1944年7月、ヌンフォール島の戦い(en)
- 1944年7-8月、サンサポールの戦い
- 1944年9月、モロタイ島の戦い
その後、フィリピン反攻戦でも以下の上陸作戦に参加した[2]。
終戦後は、1945年10月24日まで引き続き極東地域での占領業務に従事し、同年10月25日から11月2日までは中国方面で行動した[2]。アメリカ合衆国本土に帰還後、1946年3月に現役から外されて5月に海軍から除籍。1947年12月にスクラップとして払い下げされた。
脚注
編集- ^ Gill, G. Hermon (1968). Royal Australian Navy 1942–1945. Australia in the War of 1939–1945. Series 2 – Navy. Canberra: Australian War Memorial. p. 261
- ^ a b c d “Dictionary of American Naval Fighting Ships”. Navy Dept., Office of the Chief of Naval Operations, Naval History Division. 2014年10月5日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。 記事はここで閲覧できます。
- Photo gallery of USS LST-469 at NavSource Naval History