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macOS Mojave

MacOSシリーズの15番目のバージョン

macOS Mojave (マックオーエス モハベ)は、Macintosh(iMac,Mac)用のデスクトップオペレーティングシステムであるmacOSの15番目のメジャーリリース。バージョンナンバーは10.14。macOS High Sierraの後継であるこのOSは、2018年6月4日のWWDC 2018で発表された[1]

macOS Mojave
macOS ファミリー
開発者
アップル
ウェブサイト www.apple.com/jp/macos/mojave/
一般リリース 2018年9月25日
最新安定版 10.14.6 (18G103) - 2019年9月26日(16日前) (2019-09-26
ソースモデル オープンソースのコンポーネントを用いたクローズドソース
ライセンス APSLソフトウェア利用許諾契約秘密保持契約
カーネル ハイブリッドカーネル (XNU)
更新方式 Mac App Store
プラットフォーム x86-64
先行品 macOS High Sierra

概要編集

Apple News、Voice Memos、Home、そして新しいダークモードを搭載したmacOSの最初のバージョンであり、iOSとの連携も強化された[2]。まずデベロッパー版が有料の開発メンバー向けにダウンロードが開始され、2018年6月26日からパブリックベータ版が公開された[3][2]。2018年9月12日のAppleスペシャルイベントで、9月25日にリリースされると発表された。

システム要件編集

macOS Mojaveは、Metal APIをサポートしたMacが必要である[4]。そのため、インストール対象はMid 2012以降のMac機種に限られる。但し、Mac ProのMid 2010とMid 2012については、Metalに対応したグラフィックボードを装着することで対応が可能である。

特徴編集

これまでのmacOS同様に、The Open Groupに正式に認定されたUNIXである[5]

更新・追加された多数の書体・フォントが付属する[6]

システム編集

32ビットアプリケーションソフトウェア編集

macOS High Sierraで非推奨とされた32ビットアプリが動作する最後のmacOSとなる[7]

OpenGLおよびOpenCLの非推奨化[8]編集

OpenGLOpenCLを利用するアプリケーションはmacOS Mojaveで引き続き動作するが、非推奨となる。 OpenGLを使用するゲームやグラフィックスを多く使用するアプリケーションでは、今後はMetalを採用することになる。 同様に、計算タスクでOpenCLを使用するアプリケーションでは、MetalおよびMetal Performance Shaderを採用する必要がある。

Fusion DriveとハードディスクのAPFS対応編集

macOS High Sierraでは非対応とされたFusion Driveとハードディスクについても、APFSに対応する[9]

セキュリティの強化編集

システム整合性保護、ユーザのデータ保護、プライバシー保護の強化[10]

追加機能編集

ダークモード[11]編集

macOS Mojaveユーザーは、ダークモードに切り替えるとデスクトップUIを黒い配色に変えることができ、コントロールはバックグラウンドに後退し、ユーザーのコンテンツに焦点を当てることができる[12] 。ユーザーは明るい画面か暗い画面かを切り替えることができ、メール、メッセージ、マップ、カレンダー、写真などの添付Macアプリケーションにはすべてダークモードのデザインが含まれる。macOS Mojaveには、デスクトップの壁紙を時刻に合わせ自動変更する新しいダイナミックデスクトップが搭載されている。 開発者がダークモードを実装できるように、APIが用意される。

Create ML編集

Create MLは、Mac上でカスタムの機械学習モデルを作成し、訓練するための新技術である。 Create MLでSwiftやmacOSのPlaygroundsなどの使い慣れたツールを使用して、自分のモデルを訓練しやすくできる[8]

デスクトップおよびFinder編集

デスクトップ スタックは、ファイルタイプに基づいて自動的にファイルをグループとして積み重ねることで、複雑なデスクトップを整理する。 ユーザーは、日付やタグなどの他のファイル属性に基づいてソートするようにスタックをカスタマイズ可能である。 Finderは、ユーザーがファイルを視覚的にブラウズできるようにする、新しいGallery View(Cover Flowを置き換える)はmacOS Mojaveの重要なアップデートの1つであり、プレビューウィンドウにファイルのメタデータがすべて表示される。

FaceTimeの進化編集

グループチャットで最大同時に32人でのビデオ会議が可能になる。参加者はいつでも追加することができる。会話がアクティブであれば後で参加し、iPhone、iPad、Macのビデオやオーディオを使用して参加することもできる。Apple WatchのFaceTimeオーディオで参加も可能である。

Mac App Store編集

macOS MojaveのMac App Storeは全面的にリニューアルされた。

新しいデザインは、「見つける」タブで新しいアプリケーションや更新されたアプリケーションを強調表示し、創作、作品、プレイ、開発のタブではユーザーが特定のプロジェクトや目的のアプリケーションを見つけやすくなる。

Boot Camp編集

Boot Camp経由でインストールできる Microsoft Windowsは、Microsoft Windows 10のみとなり、Windows 7や Windows 8.1はサポート対象外となった[13]

バージョン履歴編集

バージョン Build リリース日 Darwinバージョン リリースノート 単体アップデータ
10.14 18A391 2018年9月25日 18.0 macOS Mojave 10.14 Release Notes

macOS Mojave 10.14 のセキュリティコンテンツについて

10.14.1 18B75 2018年10月30日 18.2 macOS Mojave 10.14.1 のセキュリティコンテンツについて macOS Mojave アップデート10.14.1
10.14.2 18C54 2018年12月5日 18.2 macOS Mojave 10.14.2 Release Notes

macOS Mojave 10.14.2のセキュリティコンテンツについて

macOS Mojave 10.14.2 Update
10.14.3 18D42 2019年1月22日 18.2 macOS Mojave 10.14.3 Release Notes

macOS Mojave 10.14.3のセキュリティコンテンツについて

macOS Mojave 10.14.3 Update
18D109 2019年2月7日 18.2 About the security content of macOS Mojave 10.14.3 Supplemental Update
10.14.4 18E226 2019年3月25日 18.5.0 macOS Mojave 10.14.4 Release Notes

macOS Mojave 10.14.4のセキュリティコンテンツについて

macOS Mojave 10.14.4 Update

macOS Mojave 10.14.4 Combo Update

18E2034 - iMac 2019専用[14]
10.14.5 18F132 2019年5月13日 18.6.0 What's new in the updates for macOS Mojave

macOS Mojave 10.14.5 Release Notes

About the security content of macOS Mojave 10.14.5

macOS Mojave 10.14.5 Update

macOS Mojave 10.14.5 Combo Update

18F203 2019年5月22日 macOS Mojave 10.14.5 Supplemental Update for MacBook Pro
10.14.6 18G84 2019年7月22日 macOS Mojave 10.14.6 Release Notes

macOS Mojave 10.14.6のセキュリティコンテンツについて

macOS Mojave 10.14.6 Update

macOS Mojave 10.14.6 Combo Update

18G103 2019年9月26日 macOS Mojave 10.14.6 Supplemental Update 2, Security Update 2019-005 High Sierra, Security Update 2019-005 Sierra macOS Mojave 10.14.6 Supplemental Update

参考文献編集

  1. ^ Watch the Apple WWDC Special Event” (英語). Apple. 2018年6月4日閲覧。
  2. ^ a b 「macOS Mojave」パブリックβを試して分かったこと iOSとの連携強化、ダークモード、細かな改善点まで (1/3)」『ITmedia PC USER』。2018年6月27日閲覧。
  3. ^ “「macOS Mojave」パブリックベータが公開--「ダークモード」など多数の新機能” (日本語). CNET Japan. (2018年6月27日). https://japan.cnet.com/article/35121502/ 2018年6月27日閲覧。 
  4. ^ Juli Clover (2018年6月4日). “MacOS 10.14 Mojave Drops Support for Many Older Machines” (英語). MacRumors. 2018年6月4日閲覧。
  5. ^ Open Brand” (英語). www.opengroup.org. 2018年10月16日閲覧。
  6. ^ “macOS Mojave に組み込まれているフォント” (日本語). Apple Support. https://support.apple.com/ja-jp/HT208968 2018年10月16日閲覧。 
  7. ^ Tane, Kiyoshi. “「Mojaveが32ビットアプリをサポートする最後のmacOS」WWDC 2018で発表 - Engadget Japanese” (日本語). Engadget JP. https://japanese.engadget.com/2018/06/06/mojave-32-macos-wwdc-2018/ 2018年6月11日閲覧。 
  8. ^ a b What’s New in macOS - Apple Developer” (英語). developer.apple.com. 2018年6月5日閲覧。
  9. ^ Haslam, Karen. “We compare macOS Mojave with macOS High Sierra” (英語). Macworld UK. https://www.macworld.co.uk/review/mac-software/macos-mojave-vs-high-sierra-3678471/ 2018年6月10日閲覧。 
  10. ^ Inc., Apple. “Your Apps and the Future of macOS Security - WWDC 2018 - Videos - Apple Developer” (英語). Apple Developer. 2018年9月6日閲覧。
  11. ^ Dark Mode - Visual Design - macOS - Human Interface Guidelines - Apple Developer” (英語). developer.apple.com. 2018年6月5日閲覧。
  12. ^ “Apple introduces macOS Mojave” (英語). Apple Newsroom. https://www.apple.com/newsroom/2018/06/apple-introduces-macos-mojave/ 2018年6月5日閲覧。 
  13. ^ macOS の Boot Camp で Windows をインストールするためのシステム条件 macOS Mojave
  14. ^ iMac "Core i5" 3.0 27-Inch (5K, Early 2019) Specs (Retina 5K, 27-Inch, 2019, MRQY2LL/A, iMac19,1, A2115, Pending): EveryMac.com”. everymac.com. 2019年4月10日閲覧。

外部リンク編集