MeeGo

モバイルオペレーティングシステム

MeeGo(ミーゴ[3])は、Linuxベースの携帯機器向けオープンソースオペレーティングシステムプロジェクト。2010年2月の Mobile World Congress において、インテル社が主導してきたMoblinと、ノキア社が主導してきたMaemoプロジェクトを統合する形で発表され[4]2010年5月に MeeGo v1.0 をリリースした[5]

MeeGo
MeeGo Netbook UX のスクリーンショット
開発者 インテル, Linux Foundation, ノキア, MeeGo community
プログラミング言語 C++
OSの系統 Linux
開発状況 開発終了
ソースモデル オープンソース
初版 2010年5月26日 (2010-05-26)
最新安定版 1.2 - 2011年5月19日 (13年前) (2011-05-19)[1] [±]
対象市場 携帯機器
パッケージ管理 RPM Package Manager
プラットフォーム ARM および x86
カーネル種別 モノリシックカーネル (Linux)
ライセンス MeeGo Licensing Policy[2]
ウェブサイト MeeGo.com
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2011年2月にノキアがマイクロソフトと提携し、ノキアはSymbian OSとMeeGoを捨ててWindows Phone 7プラットフォームのスマートフォン開発に集中する方針を発表した。ノキアは「最初で最後の」MeeGo端末となるスマートフォン「N9」を2011年9月29日に発売した[6]。一方インテルは2011年7月現在では依然としてMeeGoに注力すると表明していたが[7]、2011年9月27日に撤退することを表明。現在のMeeGoは元ノキア N9英語版の開発メンバ等で構成されるフィンランドJollaによりSailfish OSとして開発が続けられ、2013年5月20日に製品発表を行い、予約受付を開始。出荷は2013年末としている[8]

脚注

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  1. ^ MeeGo 1.2 Release” (英語). Imad Sousou (2011年5月19日). 2011年5月23日閲覧。
  2. ^ Licensing Policy” (英語). MeeGo (2010年). 2010年8月14日閲覧。
  3. ^ MeeGo Seminar Summer 2010”. The Linux Foundation (2010年). 2010年8月14日閲覧。
  4. ^ インテルとノキア、次世代のコンピューティング機器向けにソフトウェア・プラットフォームを統合”. Intel Corporation (2010年2月16日). 2010年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月14日閲覧。
  5. ^ Imad Sousou & Valtteri Halla; MeeGo Technical Steering Group (2010年5月26日). “MeeGo v1.0 Core Software Platform & Netbook User Experience project release publisher=MeeGo-dev mailing list” (英語). 2010年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月14日閲覧。
  6. ^ “Nokia、最初で最後のMeeGo端末「N9」を発表”. ITmedia. (2011年6月22日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/22/news028.html 2011年7月22日閲覧。 
  7. ^ “製品はまだ出てこないけれど:どんなデバイスでもシームレスに使うならMeeGo!”. ITmedia +D PC User. (2011年7月15日). https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1107/15/news070.html 2011年7月22日閲覧。 
  8. ^ モバイルOS第三勢力の1つ「Jolla」のスマホが初登場” (2013年5月21日). 2013年5月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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