NAudio
NAudio(エヌオーディオ)とは.NET Framework上で動作するオーディオライブラリである。GitHub上でオープンソースで開発されている。以前はMicrosoft Public Licenseであったが、2021年2月7日リリースのv2.0.0からMIT licenseとなった[1]。
作者 | Mark Heath |
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プログラミング 言語 | C# |
プラットフォーム | .NET Framework |
種別 | オーディオライブラリ |
ライセンス | MIT license |
主な機能
編集出典[2]
さまざまな音声ドライバを使用して音声を再生する
編集- WaveOut
コーデックをデコードする
編集- WAV
- AIFF
- MP3(ACM、DMO、またはMFTを使用)
- G.711 mu-law および a-law
- ADPCM, G.722, Speex (NSpeexを使用)
- WMA, AAC, MP4オーディオ (Media Foundationを使用)
- その他
音声データを変換する
編集- チャンネル数の変更(モノラルとステレオ)
- ビット深度の変更(8bit,16bit,24bit,32bit整数と32bit IEEE Float)
- さまざまなリサンプリングアルゴリズムを使ってリサンプリングする
音声データをエンコードする
編集- MP3を作成 (Windows 8以降)
- AAC/MP4オーディオを作成 (Windows 7以降)
- WMAを作成
- G.711、ADPCM、G.722などを含むWAVを作成
音声データをミキシングして操作する
編集- シグナルチェーンを構築
- サンプルレベルを調べる
- サンプルのブロックをFFTに通してメータリングまたはDSPに渡す
- 音声の遅延、ループ、またはフェードイン・フェードアウトをする
- BiQuadフィルタを使用してイコライザを適用する(ローパス、ハイパス、ピーキングEQなどが可能)
- 位相ボコーダを使用してオーディオのピッチシフトをする
さまざまな音声ドライバから音声を入力・録音する
編集- WaveIn
- WASAPI
- ASIO
システムオーディオを録音する
編集- WASAPI Captureを使ってシステムオーディオを録音
サウンドカードの情報を得る
編集- デバイスを列挙する
- サウンドカードのコントロール情報とメータリング情報にアクセスする
MIDI
編集- MIDIファイルを読み書きする
- 受信したMIDIイベントに応答する
- MIDIイベントを送信する
プログラミングによる機能拡張
編集- NAudioのいくつかの基本クラスを継承してカスタムプログラムに使用できる
UWPのサポート
編集ダウンロード
編集以下のサイトからダウンロードできます。
脚注
編集- ^ https://github.com/naudio/NAudio/releases
- ^ Audio and MIDI library for .NET. Contribute to naudio/NAudio development by creating an account on GitHub, NAudio, (2018-12-26) 2018年12月27日閲覧。