NK-9
用途:
推進剤: ケロシン/液体酸素
開発年: 1959-1960年
サイクル: 二段燃焼サイクル
大きさ
全高
直径
乾燥重量
推力重量比
性能
海面高度での比推力 328秒 (NC-9)
真空中での比推力 345秒 (NK-9B)
海面高度での推力 38 トン (NC-9)
真空中での推力 46トン (NK-9B)
燃焼室圧力 10.5 MPa
設計者
製造会社: クーイブィシェフ・エンジン工場
推進技術者:
設計チーム:

NK-9 (8D517)はクズネツォフ設計局によって開発された液体燃料ロケットエンジンである。液体燃料ロケットエンジンの開発作業は1959年に開始され、GR-1 "Global-1" (NATOによる識別名称はSS-10)部分軌道爆撃システムの1段用として設計された。推力1MNを超える世界初のケロシン/液体酸素を推進剤とする二段燃焼サイクルのロケットエンジンだった。第2段用として開発されたエンジンは NK-9Bである。1962年9月に試験が開始された。1960年代初頭、NK-9を原型としてN-1の第3段と第4段のNK-19NK-21の液体燃料エンジンが開発された。

NK-9の派生型

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NK-9Вはクズネツォフ設計局で高高度用として設計されたNK-9の派生型である。1962年9月に初めて試験が実施され、エンジンは操舵機構を持つジンバルによって2方向に角度を変えられる構造だった。

NK-19 (11D53)

1964年7月に最初の試験、1967年10月まで実施
推力: 46 トン (450.9 kN)

NK-21 (11D59)

1965年9月に最初の試験、1967年12月まで実施
推力: 40 トン (392 kN)

外部リンク

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