Picnikとはかつて存在していたオンライン写真編集サービスである。2010年にGoogleに買収された。本社はアメリカ合衆国ワシントン州シアトルダウンタウン英語版に置いていた[2]

Picnik
企業形態 子会社
設立 アメリカ合衆国ワシントン州シアトル
(2005年)
解散 2012年4月19日
本社 アメリカ合衆国
主要人物 ジョナサン・スポサトCEO
ダリン・マセナCTO・共同設立者
マイク・ハリントン共同設立者
業種 インターネットコンピュータソフトウェア
親会社 Google
ウェブサイト www.picnik.com
種類 画像編集サービス
対応言語 英語スペイン語ドイツ語イタリア語他12言語
現況 完全終了[1]

機能

編集

このサイトではユーザーが写真を編集したり、取り込んだ写真にスタイルを追加したり、写真のクロッピングやリサイズといった基本編集ツールを使用することができた。またFacebookMySpacePicasa Web AlbumsFlickrYahoo Image searchGoogle+にある写真を取り込むこともでき、コンピュータやウェブサイトからのアップロードするためのオプションも提供されていた。Picnikの多くの機能は無料で使用でき、Picnik Premiumというさらに写真編集機能が追加された有料バージョンもあり1ヶ月、6ヶ月、1年単位の使用期間を選ぶことができた。

またかつてFlickrとの提携で、Picnikの機能限定バージョンがFlickrのデフォルト写真編集ソフトになっておりその際には無料ウェブサイトクリエイターのWebsを使ってサインアップされていた。2010年3月1日にGoogleはPicnikを買収した[3]

終了・移行

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2012年1月、Picnikは同年4月19日にサービスを終了しツールをGoogle+に移行することを発表した。プレミアムメンバー全員には全額返金を行い、有料サービスは終了日まで無料で提供した。加えて、アップロードした5枚と保存した20枚の写真(プレミアムメンバーの場合はアップロード100枚、全て保存可能だった)をZIPファイルとしてダウンロードできる「Picnik Takeout」を提供した。一部のユーザーからはサービス終了の撤回を求める請願を行ったが終了の阻止には至らなかった[4]。Picnikは同年3月21日に全てのユーザーに質問と回答を書いたEメールを送信した[5]

そして同年4月19日に予定通りPicnikは保存した写真のダウンロードを停止し完全に終了した[5]

Picnikのエンジニアだったブライアン・テリーとジャスティン・ハフは2012年1月にGoogleを退職しPicMonkey.comという新たな写真編集ウェブサイトを立ち上げた[6]

脚注

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  1. ^ Picknik closure notice”. Picknik closure notice. Google. 2012年8月30日閲覧。
  2. ^ "About Us." Picnik. Retrieved on March 5, 2010.
  3. ^ https://googleblog.blogspot.com/2010/03/google-welcomes-picnik.html Google blog, accessed 3/1/2010
  4. ^ Don't Close Picnik!”. SignOn.org. 2012年8月27日閲覧。
  5. ^ a b Picnik closure FAQ”. Google. 30 August 2012閲覧。
  6. ^ With Picnik set to shut down, former Picnik engineers scratch itch with PicMonkey, GeekWire.com, (2012-04-16), http://www.geekwire.com/2012/picnik-prepares-closure-staffers-tout-picmonkey/ 

外部リンク

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