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ドロレス・イバルリ(1895年 - 1989年)は、ビスカヤ県ガラルタ出身の政治家。「ラ・パショナリア」(受難者)の別称を持つ。スペイン共産党の歴史的指導者であり、スペイン第二共和政スペイン内戦における政治指導者として頭角を現した。1936年から1939年まで続いたマドリード包囲戦におけるスローガン、「奴らを通すな!」や、「跪いて生きるくらいなら、立って死んだ方がましだ」を語ったことで知られている。スペイン内戦終結後にはソビエト連邦に亡命し、1942年から1960年までスペイン共産党の書記長を務めた。フランコ死後の1977年にスペインに帰国し、初の民主選挙でスペイン国会下院議員となった。……