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ナバーラ王国(824年 – 1620年)は、中世イベリア半島北東部のパンプローナより興った王国。824年にバスク人の首領イニゴ・アリスタが王として選ばれ、フランク王国に対する反乱を率いたことによる。ナバーラの名は、7世紀にイベリア半島での西ゴート族の時代が終わりを告げた頃から登場している。11世紀初頭、サンチョ3世(大王、在位1000年 - 1035年)の時代に勢力圏が最大に達し、当時のイベリア半島のキリスト教圏の大部分を支配した。サンチョ3世の死後に領土が分割され、独立を維持することが困難になった。……