Portal:歴史学/西アジア史
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西アジア総合
編集導入
編集- 井筒俊彦『イスラーム文化』(岩波文庫、1991)
- ジョナサン・バーキー(野元晋・太田(塚田)絵里奈訳)『イスラームの形成:宗教的アイデンティティーと権威の変遷』(慶應義塾大学出版会、2013)
歴史概説書
編集(複数の地域にまたがるものなど)
- 佐藤次高『新版世界各国史 西アジア史〈1〉 アラブ』(山川出版社、2002)
- 永田雄三『新版世界各国史 西アジア史〈2〉 イラン・トルコ』(山川出版社、2002)
- 佐藤次高『世界の歴史8 イスラーム世界の興隆』(中公文庫、2008)
- 永田雄三、羽田正『世界の歴史15 成熟のイスラーム社会』(中公文庫、2008)
- 山内昌之『世界の歴史20 近代イスラームの挑戦』(中公文庫、2008)
- 牟田口義郎『物語中東の歴史 オリエント五〇〇〇年の光芒』中央公論新社〈中公新書〉、2013
- 小泉龍人『都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る』講談社〈講談社選書メチエ〉、2016
- グレン・E・マーコウ(片山陽子訳)『フェニキア人』創元社、2007
- 藤井純夫『ムギとヒツジの考古学 (世界の考古学)』同成社、2001
レファレンス
編集辞典
編集- 佐藤次高監修『新イスラム事典』(平凡社、2002)
- 大塚和夫監修『岩波イスラーム辞典』(岩波書店、2002)
- ジョン・L・エスポズィト(八尾師誠・菊地達也・吉田京子、翻訳)『オックスフォード イスラームの辞典』(朝倉書店、2020)
- 鈴木董・近藤二郎・赤堀雅幸編『中東・オリエント文化事典』(丸善出版、2020)
地図
編集- デヴィッド・ニコル(清水和裕監修、翻訳)『イスラーム世界歴史地図』(明石書店、2014)
- マリーズ・ルースヴェン, アズィーム・ナンジー(中村公則訳)『イスラーム歴史文化地図』悠書館、2008
研究入門
編集- 小杉泰・林佳世子・東長靖編『イスラーム世界研究マニュアル』(名古屋大学出版会、2008)
- 私市正年・浜中新吾・横田貴之編『中東・イスラーム研究概説――政治学・経済学・社会学・地域研究のテーマと理論』(明石書店、2017)
- 髙岡豊、白谷望、溝渕正季編『中東・イスラーム世界の歴史・宗教・政治――多様なアプローチが織りなす地域研究の現在』(明石書店、2018)
- 小松久男・荒川正晴・岡洋樹編『中央ユーラシア史研究入門 』(山川出版社、2018)
地域史
編集アラビア半島・マシュリク
編集入門
編集- 三浦徹『イスラームの都市世界』(山川出版社、1997)
- 谷口淳一『聖なる学問、俗なる人生―中世のイスラーム学者』(山川出版社、2011)
- 後藤明『ムハンマド時代のアラブ社会』(山川出版社、2012)
- 清水和裕『イスラーム史のなかの奴隷』(山川出版社、2015)
- 松田俊道『サラディン―イェルサレム奪回』(山川出版社、2015)
- 笈川博一『物語 エルサレムの歴史 旧約聖書以前からパレスチナ和平まで』中央公論新社〈中公新書〉、2010
- 蔀勇造『物語 アラビアの歴史 - 知られざる3000年の興亡』中央公論新社〈中公新書〉、2018
- 黒木英充編著『シリア・レバノンを知るための64章』明石書店、2013
- チャールズ・トリップ(大野元裕訳)『イラクの歴史』明石書店、2004
- 中村覚編著『サウジアラビアを知るための63章【第2版】』明石書店、2015
- 細井長編著『アラブ首長国連邦(UAE)を知るための60章』明石書店、2011
- 堀口松城『レバノンの歴史』明石書店、2005
- 松尾昌樹編著『オマーンを知るための55章』明石書店、2018
古代
編集- 小林登志子『古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで』中央公論新社〈中公新書〉、2020
- 後藤健『メソポタミアとインダスのあいだ - 知られざる海洋の古代文明』筑摩書房〈筑摩選書〉、2016
- ステファニー・ダリー(大津忠彦ほか訳)『バビロニア都市民の生活 (世界の考古学)』同成社、2010
古代末期-イスラーム初期史
編集- フレッド・マグロウ・ドナー(後藤明監訳『イスラームの誕生―信仰者からムスリムへ』(慶應義塾大学出版会、2014)
中世
編集- 清水和裕『軍事奴隷・官僚・民衆―アッバース朝解体期のイラク社会』山川出版社、2005
- 佐藤次高『イスラームの「英雄」 サラディン――十字軍と戦った男』(講談社学術文庫、2011)
- 佐藤次高『新装版 マムルーク―異教の世界からきたイスラムの支配者たち』(東京大学出版会、2013)
- アイラ・M・ラピダス『イスラームの都市社会―中世の社会ネットワーク』(岩波書店、2021)
- アミン・マアルーフ(牟田口義郎ほか訳)『アラブが見た十字軍』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2001
近世
編集近現代
編集- 小串敏郎『王国のサバイバル - アラビア半島300年の歴史』日本国際問題研究所、1996* 吉岡明子, 山尾大編著『「イスラーム国」の脅威とイラク』岩波書店、2014
- ユージン・ローガン(白須英子訳)『アラブ500年史: オスマン帝国支配から「アラブ革命」まで』上下、白水社、2013
- 酒井啓子, 吉岡明子『現代イラクを知るための60章』明石書店、2013
- 末近浩太編著『シリア・レバノン・イラク・イラン (シリーズ・中東政治研究の最前線 2)』ミネルヴァ書房、2021
- 浜中新吾編著『イスラエル・パレスチナ (シリーズ・中東政治研究の最前線 3)』ミネルヴァ書房、2020
イラン高原
編集- 青木健『ペルシア帝国』講談社〈講談社現代新書〉、2020
- 阿部拓児『ペルシア帝国と小アジア: ヘレニズム以前の社会と文化』京都大学学術出版会、2015
- 大塚修『普遍史の変貌―ペルシア語文化圏における形成と展開―』名古屋大学出版会、2017
- 岡田恵美子, 鈴木珠里ほか編著『イランを知るための65章』明石書店、2004
- 羽田正編『イラン史』山川出版社、2020
アナトリア・バルカン
編集- 大村幸弘, 永田雄三ほか編著『トルコを知るための53章』明石書店、2012
ビザンツ帝国
編集- 尚樹啓太郎『ビザンツ帝国史』東海大学出版会、1999
- ジュディス・ヘリン(足立広明ほか訳)『ビザンツ 驚くべき中世帝国(新装版)』白水社、2021
オスマン朝
編集- 鈴木董『オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」』(講談社、1992)
- 新井政美『トルコ近現代史―イスラム国家から国民国家へ』(みすず書房、2001)
- 小松香織『オスマン帝国の近代と海軍』(山川出版社、2004)
- 新井政美『オスマンVS.ヨーロッパ』(講談社、2002)
- 林佳世子『興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和』(講談社、2016)
- 小笠原弘幸『オスマン帝国―繁栄と衰亡の600年史』(中公新書、2018)
- 小笠原弘幸『オスマン帝国 英傑列伝 600年の歴史を支えたスルタン、芸術家、そして女性たち』(幻冬舎新書、2020)
トルコ共和国
編集- 新井政美『トルコ近現代史 - イスラム国家から国民国家へ』みすず書房、2001
- 新井政美『イスラムと近代化 共和国トルコの苦闘』(講談社、2013)
- 設樂國廣『ケマル・アタテュルク―トルコ国民の父』(山川出版社、2016)
- 今井宏平『トルコ現代史―オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで』(中公新書、2017)
- 間寧編著『トルコ (シリーズ・中東政治研究の最前 1)』ミネルヴァ書房、2019
〈さらに詳しく知りたい方は〉
編集- 小松香織『オスマン帝国の海運と海軍』(山川出版社、2002)
- 小笠原弘幸『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容: 古典期オスマン帝国の系譜伝承をめぐって』(刀水書房、2014)
- 澤井一彰『オスマン朝の食糧危機と穀物供給―16世紀後半の東地中海世界』(山川出版社、2015)
その他
編集テーマ史
編集宗教・思想
編集- 青木健『古代オリエントの宗教』講談社〈講談社現代新書〉、2017
- 岡崎弘樹『アラブ近代思想家の専制批判: オリエンタリズムと〈裏返しのオリエンタリズム〉の間』東京大学出版会、2021
- 谷口淳一『聖なる学問、俗なる人生 - 中世のイスラーム学者 (イスラームを知る)』山川出版社、2011
- ジョナサン・バーキー(野元晋ほか訳)『イスラームの形成 - 宗教的アイデンティティーと権威の変遷』慶應義塾大学出版会、2013
- 東長靖『イスラームとスーフィズム 神秘主義・聖者信仰・道徳』名古屋大学出版会、2013
- 矢島文夫『メソポタミアの神話』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2020
- 湯川武『イスラーム社会の知の伝達』山川出版社〈世界史リブレット〉、2009
神学
編集- 松山洋平『イスラーム神学』(作品社、2016)
- 松山洋平ほか『クルアーン入門』(作品社、2018)
法学
編集- 堀井聡江『イスラーム法通史』(山川出版社、2004)
- ワーエル・E・ハッラーク(黒田壽郎訳)『イスラーム法理論の歴史―スンニー派法学入門』(書肆心水、2011)
- 大河原知樹・堀井聡江『イスラーム法の「変容」』(山川出版社、2014)
哲学
編集スーフィズム
編集医学・科学
編集ジェンダー
編集- 河田尚子『イスラームと女性』(国書刊行会、2011)
- 辻上奈美江『イスラーム世界のジェンダー秩序――「アラブの春」以降の女性たちの闘い』明石書店、2014
文化
編集- 伊藤章治ほか『レバノン杉物語 - 「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで』桜美林学園出版部、2010
- 遠藤雅司『古代メソポタミア飯 - ギルガメシュ叙事詩と最古のレシピ』大和書房、2020
- 小杉泰, 林佳世子編『イスラーム 書物の歴史』名古屋大学出版会、2014
- 真道洋子『イスラーム・ガラス』名古屋大学出版会、2020
- 関口義人『トルコ音楽の700年 オスマン帝国からイスタンブールの21世紀へ』 DU BOOKS、2016
- 関根謙司『アラブ文学史 - 西欧との相関』六興出版、1979
- 西尾哲夫ほか編著『アラブの音文化 〜グローバル・コミュニケーションへのいざない〜』スタイルノート、2010
- 室井和男『シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む』共立出版、2013
美術・建築
編集- 大髙保二郎, 久米順子, 松原典子, 豊田唯, 松田健児 『スペイン美術史入門―積層する美と歴史の物語』(日本放送出版協会、2018)
- 小林泰, 林佳代子編 『イスラーム書物の歴史』(名古屋大学出版会、2014)
- 真道洋子『イスラームの美術工芸 』(山川出版社、2004)
- 杉田英明 『浴場から見たイスラーム文化』 (山川出版社、1999)
- 杉村棟編『世界美術大全集 東洋編 イスラーム』(小学館、1999)
- 羽田正『増補 モスクが語るイスラム史』(ちくま学芸文庫、2016)
- 深見奈緒子『イスラーム建築の世界史』(岩波書店、2013)
- ジョナサン・ブルーム, シーラ・ブレア(桝屋友子訳)『岩波 世界の美術 イスラーム美術』(岩波書店、2001)
- 桝屋友子『すぐわかるイスラームの美術 建築・写本芸術・工芸』(東京美術、2009)
- 杉田英明『事物の声 絵画の詩 - アラブ・ペルシア文学とイスラム美術』平凡社、1993
- 桝屋友子『イスラームの写本絵画』名古屋大学出版会、2014
文学
編集- 小笠原良治『ジャーヒリーヤ詩の世界』(至文堂、1983)
- T・J・ゴートン(谷口勇訳)『アラブとトルバドゥール―イブン・ザイドゥーンの比較文学的研究』(芸立出版、1994)
- 関根謙司『アラブ文学史 - 西欧との相関』(六興出版、1979)
- 前嶋信次、杉田英明編『前嶋信次著作選1 千夜一夜物語と中東文化』(平凡社〈平凡社東洋文庫〉、2000)
- 前嶋信次『イスラムの蔭に 生活の世界歴史7』(河出書房新社〈河出文庫〉、1991)
- マリア・ロサ・メノカル(足立孝訳)『寛容の文化 - ムスリム、ユダヤ人、キリスト教徒の中世スペイン』(名古屋大学出版会、2005)
エスニシティ・地域史
編集- 大林太良編『《民族の世界史》11.アフロアジアの民族と文化』山川出版社、1985
- 川上泰徳『シャティーラの記憶 パレスチナ難民キャンプの70年』岩波書店、2019
- ウィルフレッド・セシジャー(白須英子訳)『湿原のアラブ人』白水社、2009
- 家島彦一『海域から見た歴史 インド洋と地中海を結ぶ交流史』名古屋大学出版会、2006
- 家島彦一『イブン・バットゥータと境域への旅 『大旅行記』をめぐる新研究』名古屋大学出版会、2017
- 山口昭彦『クルド人を知るための55章』明石書店、2019
政治・司法・経済
編集- 今井宏平『中東秩序をめぐる現代トルコ外交: 平和と安定の模索』ミネルヴァ書房、2015
- 大月康弘『帝国と慈善 - ビザンツ』創文社、2005
- 小松香織『オスマン帝国の海運と海軍』山川出版社、2002
- 酒井啓子編著『〈アラブ大変動〉を読む――民衆革命のゆくえ』東京外国語大学出版会、2011
- 澤井一彰『オスマン朝の食糧危機と穀物供給 - 16世紀後半の東地中海世界』山川出版社、2015
- 末近浩太『中東政治入門』筑摩書房〈ちくま新書〉、2020
- 高岡豊, 溝渕正季編著『「アラブの春」以後のイスラーム主義運動』ミネルヴァ書房、2019
- 長岡慎介『現代イスラーム金融論』名古屋大学出版会、2011
- ジョージ・パッカー(豊田英子訳)『イラク戦争のアメリカ』みすず書房、2008
- 細田尚美編著『湾岸アラブ諸国の移民労働者 - 「多外国人国家」の出現と生活実態』明石書店、2014
- ファーティマ・メルニーシー(私市正年ほか訳)『イスラームと民主主義 - 近代性への怖れ』平凡社、2000
- ダニエル・ヤーギン(日高義樹ほか訳)『石油の世紀 - 支配者たちの興亡(上下)』日本放送出版協会、1991
- 山口直彦『アラブ経済史 - 1810~2009年』明石書店、2010
その他
編集- A・Y・アル・ハッサン, D・R・ヒル(林武訳)『イスラム技術の歴史』平凡社、1999