Spacemacs(スペースマックス[5])はsyl20bnrによって主導され、オープンソースコミュニティによってEmacsのディストリビューションである。Vimのキーバインドが高度に融合されている、いわば「第三のエディタ」ともいえ、その標語に「The best editor is neither Emacs nor Vim, it's Emacs and Vim!」(最高のエディタとはEmacsでもVimでもなく、その両方である)を掲げている[6]。 SpacemacsのSpaceは、その主たるキーバインドがスペースキーで始まることに由来する。

Spacemacs
Spacemacsを使用して複数のファイルに対し編集作業中のウインドウ画面の様子
作者 Sylvain Benner
開発元 Sylvain Benner及びSpacemacsに開発協力するその他の開発者[1]
初版 2014年10月30日 (9年前) (2014-10-30)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Emacs Lisp
対応OS Unix, Linux, Windows NT, macOS
対応言語 (デフォルトでは)英語
種別 テキストエディタ
ライセンス GPL-3.0以降[2][3][4]
公式サイト www.spacemacs.org
テンプレートを表示

開発にあたり、4つの主たる原則が求められている[7]

  1. 覚えやすさ(語呂合わせ):Mnemonic
  2. キーバインドの表示(見つけやすさ):Discoverable
  3. 首尾一貫性:Consistent
  4. コミュニティ主導の環境設定:Crowd-Configured

脚注 編集

  1. ^ Contributors to Spacemacs, GitHub, https://github.com/syl20bnr/spacemacs/graphs/contributors 2024年4月6日閲覧。 
  2. ^ Benner, Sylvain. “License”. Github.com. 2024年4月6日閲覧。
  3. ^ Apply GPLv3 terms explicitly to all elisp files”. GitHub (2021年3月26日). 2024年4月6日閲覧。
  4. ^ Add missing GPLv3 headers to various files”. GitHub (2021年4月9日). 2024年4月6日閲覧。
  5. ^ http://spacemacs.org/doc/FAQ.html ページ内の1.2
  6. ^ http://spacemacs.org/
  7. ^ http://spacemacs.org/doc/DOCUMENTATION.html