UBУБ, Универсальный Березина、ラテン文字表記の例:Universalni Berezina、ベレージンの万能の機関銃の意)は、第二次世界大戦中のソ連で広く用いられた航空機用の12.7mm重機関銃である。

UB/УБ
UB12-7 42.jpg
UB機関銃
概要
種類 航空機関銃
製造国 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
設計・製造 ミハイル・ベレージン(設計)
性能
口径 12.7mm
使用弾薬 12.7x108mm弾
装弾数 ベルト給弾
作動方式 ガス圧作動方式
重量 21.5kg(空虚重量)
発射速度 約800-1,050発/分
銃口初速 814-850m/s
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目次

開発経緯編集

1937年、ミハイル・ベレージンは、歩兵用の12.7mm重機関銃弾薬を使用する新型の航空機関銃の設計を開始した。この銃は1938年工場による試験を通過し、1939年BS(Березин Синхронный、同調型ベレージンの意)として制式採用された。BSは概して成功したデザインだったが、欠陥もいくつか抱えており、特に大きな問題となったのが給弾にケーブルを使用していたことだった。

UBは、BSの欠点を改良する形で開発された物で、UBK(翼内装備型)、UBSプロペラ同調型)、UBT銃塔装備型)の3種類のバリエーションがある。BSで問題となった給弾方式は、UBKとUBSでは圧縮空気を利用したものに改められていた。独ソ戦開戦2ヶ月前の1941年4月22日、UBは制式採用された。

特徴編集

UBは、ガス圧作動方式空冷機関銃で、使用する弾薬の規格は歩兵用の重機関銃と同じ12.7x108mm弾が採用された。給弾はベルトによって行われ、新しく装填される弾薬が排莢機能の一部を担うという独特の機構を備えていた。他の特徴的な構造としては、ベルトを移動させるタイミングが、発射の反動によって銃が後退する途中ではなく元の位置に戻る最中になっていることが挙げられる。銃手が直接操作する銃塔装備型は手動給弾式であるが、遠隔操作される翼内装備型とプロペラ同調型は空気圧を利用する。

UB機関銃各種は、第二次世界大戦中のソ連軍用機の大多数に搭載された。特に、大戦後半になって航空機防弾性能が強化されると、威力の弱い7.62mm ShKAS機関銃の多くはUBに代替されるようになった。

関連項目編集

参考文献編集

  • Широкоград А.Б. (2001) История авиационного вооружения Харвест (Shirokograd A.B. (2001) Istorya aviatsionnogo vooruzhenia Harvest. ISBN 985-433-695-6) (History of aircraft armament)