WOLFシステム
概要
編集最大の特徴は、一般的なPC/AT互換機の技術をベースに設計されている点である。ECSのLPXマザーボード、P5TX-L5をベースにし、その上に画面描画・サウンド機能の搭載されたボード、さらにその上にゲームデータを収録したROMボードという、3枚重ねの基板であった。OSにはMS-DOSを採用している。しかしながら、当時のPCは、ハード・OS共に、アーケードゲームで主流のアクション・シューティングゲーム等に適したものとは言えず、対応ソフトも1998年に稼働した『サイキックフォース2012 』だけであったことから、現在のPCベース基板のような開発利便性、部品コスト低減にあまり効果が無かったようである。
基板スペック
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関連項目
編集- Taito Type X - 同社が6年後の2004年に発表したPC/AT互換機ベースのアーケード基板
外部リンク
編集- http://www.motherboard.cz/mb/ecs/P5TX-LA.htm ベースとなったP5TX-LAの紹介。
- http://www.system16.com/hardware.php?id=671 本システム基板の紹介。基板写真も。