Web Meister(ウェブ・マイスター)は、株式会社サイズ(xyz corporation)が開発・提供する コンテンツ管理システム (CMS) ソフトウェアXMLXSLをベースにJavaアプレット上で動作する。

歴史 編集

2004年、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) のウェブサイトへの導入を目的として、株式会社サイズの創設メンバーによって開発された。そのアーキテクチャは、Apache Cocoonをパブリッシュエンジンとして使い、XSLTによってXHTMLを生成するJavaベースのCMSで、編集モードはウィキの書式によるものだった。このCMSによって構築されたSFCの当時のWebサイトは、W3Cの標準仕様に準拠していた。2006年、パフォーマンスの向上を目的としてXMLデータベースを導入、CMSソフトウェアとしての販売を開始する。このとき、編集モードにWYSIWYGエディタや承認フローなどの機能を追加する。2008年、株式会社アイ・エム・ジェイから株式会社サイズへ事業譲渡される。2010年、Web Meister 2.5にバージョンアップ。

特徴 編集

  • XMLとXSLをベースにJavaアプレット上で動作する。
  • コンテンツをモジュール単位で管理、モジュールの複製、共有化ができる。
  • WYSIWYGエディタを搭載する。
  • マルチホスト・複数ドメイン・多言語を管理できる。
  • 承認フローを搭載する。
  • 日本語英語インタフェースを持つ。

外部リンク 編集