Wikipedia:ベクター (2022年版)/横幅制限の撤廃

新しい外装では、ページの横幅が制限されました。この制限自体は(開発者によると)各種調査・論文などに基づいた理にかなったものだそうですが、100%の全読者が横幅制限を嬉しいと感じているわけではありません。

そこで、本ページでは、そのような横幅制限を鬱陶しいと感じている人向けに、その制限を撤廃する方法を解説します。

新しい外装を使うことをやめる 編集

最も確実な方法は、新しい外装(2022年版)を使うことをやめ、レガシーベクター(2010年版)に変更することです。各種表示は元に戻るため、横幅制限以外も以前と同様に使うことができます。

方法についてはWikipedia:ベクター_(2022年版)#外装の変更の仕方を参照してください。

利用者カスタムスクリプトを導入する 編集

新しい外装のうち、横幅制限以外は新しい外装の機能を使いたい、つまり、横幅制限だけが気に入らないため撤廃したい場合、現在のところ公式に提供されている方法はありません。

しかし、利用者カスタムスクリプトを用いることで、横幅制限を撤廃することができます。

横幅制限の有無を切り替えたい場合 編集

en:User:Jdlrobson/vector-max-width-toggle.jsを使うことで、横幅制限の有効化・無効化ボタンが表示されます。

使用したい場合は、以下のコードを自分のvector.jsに貼り付けてください。

mw.loader.getScript('https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=User:Jdlrobson/vector-max-width-toggle.js&action=raw&ctype=text/javascript');

この方法は公式のよくある質問からも解決方法として誘導されているため、広く保守されており、最も安全だと考えられます。

横幅制限を完全に無効化したい場合 編集

vector-max-width-toggle.jsでは

  • 毎回、無効化ボタンを押さないといけない
  • JavaScriptを用いて書き換えているため、横幅制限が解除されるまでに一瞬の遅れがある
  • 完全な横幅制限の撤廃ではない(ヘッダ等と同じ幅になるだけ)

というような問題がありました。それらの問題を解決する方法として、利用者:青子守歌により、プロジェクト:ウィキ技術部/スクリプト開発/trunk/newvector-maxwidth.cssが提供されています。

 
同じ高さの画面において、既定設定(画像上半分)では「自由貿易を推進した」までしか読めなかったが、このカスタムCSSで幅制限が撤廃され(画像下半分)、より多くの情報を一画面で得ることができるようになる

使用したい場合は以下の3つのいずれかの方法があります

  • 常に最新版を使いたい場合:自分のvector.css必ず先頭に
    @import url("https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%3A%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%83%A8%2F%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%88%E9%96%8B%E7%99%BA%2Ftrunk%2Fnewvector-maxwidth.css&action=raw&ctype=text/css");
    
    を追加貼り付けして、読み込むようにしてください。無効化したい場合は、除去してください。
  • 安定版を使いたい場合:自分のvector.cssに、プロジェクト:ウィキ技術部/スクリプト開発/trunk/newvector-maxwidth.cssの中身を追加貼り付けしてください(こちらはどこでも良いです)。無効化したい場合は、除去してください。
  • 1ページだけ試したい場合:お試しリンクを有効化している人は体験ページから試すことができます(jsによる追加読み込みのため、幅拡大が一瞬遅れます。気になる人は上記の2つの方法を試してください)

注意点として、本スクリプトは有志によって提供されているものであり、新しいベクター外装自体が現在も活発に開発中のため、場合によっては表示が壊れる可能性があります。

壊れた報告、その他のバグ報告、あるいは機能要望などは、Wikipedia‐ノート:ベクター (2022年版)/横幅制限の撤廃へお願いします。 作者も自分のために使用しているため、可能な範囲で作者が対応するはずです(あるいは、WP:IFAの人は編集可能ですので、対応できる人が対応してくれるかもしれません)。

なお、作成の経緯についての詳細を知りたい場合は、プロジェクト‐ノート:ウィキ技術部#新しいベクター外装でのページの横幅制限の撤廃cssも参照してください。