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出典を明記する際の電子書籍の書誌情報の書き方を説明しています。電子書籍のサービス間で発生する違いや、紙書籍と電子書籍間で発生する違いを理解し、検証を行いやすくすることが目的です[補足 1]。また他の目的は、そもそも電子書籍とはどんなものであるか理解を深めることです。

電子書籍の入手しやすさには各利用者間で違いがあるので、購入するストアは限定しません。

具体的な出典の明記方法編集

以下に示した出典明示方法に基づき出典の明示を行います。必要に応じて、複数の方法の組み合わせや、分かりやすくなるのであれば、新たな方法を用いても問題はありません[補足 2]

紙書籍をスキャンして電子書籍化している場合編集

紙書籍をそのままスキャンして電子書籍化した場合は、紙書籍として扱います。そのような書籍には例としてこちらの書籍があります。紙書籍のISBNコードを加えて参考文献に入れるのが望ましいです。

ただし、電子書籍版のみに見られる文章は、電子書籍である事を明記して記載してもかまいません[補足 3]

上記以外の電子書籍の場合編集

上記以外の電子書籍の場合は、電子書籍を購入したストアー名を明記した上で、節名を記載します。または、各電子書籍毎の表示方法に合わせる形で位置情報を明記します。特に、位置情報の表示がない電子書籍については、節名を必ず明記するようにしてください。

また、位置情報・節名との併記についても、検証可能性向上のために行ってもかまいません。

以下に、書籍名を仮に『ウィキペディアについて』とし、各ストアーごとの出典明記の表記例を挙げます[補足 4]
  • 『ウィキペディアについて』(Kindle版、位置No. 192/493)
  • 『ウィキペディアについて』(楽天Kobo、「第二章 利用者とは」)[補足 5]
  • 『ウィキペディアについて』(ibooks、30/220)
  • 『ウィキペディアについて』(Reader Store、7/47)
  • 『ウィキペディアについて』(honto、79.7%)[補足 6]
  • 『ウィキペディアについて』(BookLive、14%)

拡大・縮小表示で多少数字が変わる可能性があるので、多少の誤差については許容範囲です。

複数の電子書籍が出版されている場合編集

元々出典がある場合に、他の利用者が検証のために別の電子書籍から検証した場合には、出典を追加する時は複数の電子書籍を併記するものとします。分かりやすくするために節名を記載するときは、原則として一つの電子書籍のみの記載でよいですし、位置情報の指定が行いにくい書籍のストア名を優先して記載します。もし、複数の電子書籍を出典として使い、その双方で位置情報の指定が行いにくいときは、例外的に双方に節名を記載します。

複数併記のルールについては、紙書籍における慣行を併用します。また、紙書籍のみでも新書・文庫版など複数版あるときも同様の記述をしてよいものとします。

例、
  • 『ウィキペディアについて』(Kindle版、位置No. 192/493)(Reader Store、7/47)
  • 『ウィキペディアについて』(Kindle版、位置No. 192/493)(楽天Kobo、「第二章 利用者とは」)
  • 『ウィキペディアについて』(Kindle版、位置No. 192/493)(新潮文庫、19ページ)
  • 『ウィキペディアについて』(光文社文庫、20ページ)(カッパ・ブックス、15ページ)

参考文献の記載について編集

電子書籍のみを確認した場合は、通常の書籍の記載に加えて、「ストアー名」・「底本」の記載を行ってください。また、「電子書籍のダウンロード日」についても必要に応じて記載してください。紙書籍と構成が異なるので、ISBNの記載については省略しても問題ありません。基本的に、閲覧した書籍のみの記載とし、必要に応じて著著欄と同じ本が並ぶ場合でも、分けて記載を行っても問題ありません。必要に応じて、電子書籍のHPをリンクを行ってもかまいません。

  • 『ウィキペディアについて』(honto版(2015年3月30日刊行本が底本・2015年5月20日ダウンロード)、腹黒タロウ、腹黒社、2015年3月26日)

査読などで、紙書籍で確認し併記する場合は、紙書籍をベースとして、電子書籍を併記する形にしてください。

  • 『ウィキペディアについて』(腹黒タロウ、腹黒社、2015年3月26日) ISBN **************
    • honto版(2015年3月30日刊行本が底本・2015年5月20日ダウンロード)

電子書籍のみの併記は以下のようにしてください。

  • 『ウィキペディアについて』(honto版(2015年3月30日刊行本が底本・2015年5月20日ダウンロード)、腹黒タロウ、腹黒社、2015年3月26日)
    • kobo版(2015年3月30日刊行本が底本・2015年5月20日ダウンロード)

出典として利用して良い時期編集

電子書籍配信開始日以降出典利用してかまいません。配信開始時刻が明記している場合はその時刻以降。明記していない場合、日本のストアーの場合は午前0時(JST)を販売開始時刻と見なして利用してください。日本国外のストアーの場合は、現地時刻・現地のサービスに準じた形で対応してください。

テンプレートの整備について編集

当面は、テンプレートは整備されないので、手入力で行ってください。仕様が固まった時点で、テンプレートの整備については考慮して行きたいと思います。

関連リンク編集

脚注編集

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補足編集

  1. ^ 電子書籍ストアのサービス終了に伴う、他の電子書籍サービスや、紙書籍による出典交換をやりやすくする目的もあります。
  2. ^ 当然のことですが、方針に随時反映できるように、報告も必要に応じて行って頂ければありがたいです。
  3. ^ 例として『日経業界地図 2015年版』の場合、紙書籍版では正誤表の別紙が入っていますが、電子書籍版ではその点を修正したデータになっているので、そのような場合に有効です。
  4. ^ 下記に例がないストアの書籍についても、同様に対応します。
  5. ^ 位置情報を示す情報の表示がないため、節名を表記する。
  6. ^ 左上にページ番号みたいな物が表示されるが、拡大縮小で変化する物なので、位置指示には向いていない。