8世紀前半の唐
8世紀前半の唐

618年 - 907年)は、中国の王朝。李淵を滅ぼして建国した。7世紀の最盛期には、中央アジアの砂漠地帯も支配する大帝国で、朝鮮半島渤海日本などに政制・文化等の面で多大な影響を与えた。

唐王朝の李淵が出た李氏は、隋の皇室と同じ武川鎮軍閥の出身で、北魏北周以来の鮮卑貴族として隋によって唐国公の爵位を与えられていた。のちに、隋から禅譲を受けて新朝を立てるという易姓革命の手続きを踏んださいに、この爵位にちなんで唐を国号とする……