Wuala
ファイル共有ソフト
概要編集
・2015/11/15にサービス終了
P2Pテクノロジーを利用した、オンラインファイルストレージソフト。 開発コードネームKangooとして開発が開始され、2007年に登場した。 クライアントはJava製であり、現在、WindowsとMac、Linux対応版が存在する。
特徴編集
今までの多くのファイルストレージサービスは、ユーザーがサーバにデータをアップロードし、必要なときにダウンロードや、他人とファイルの共有などをするサービスであったが、Wualaではファイルの保存場所としてサーバを使用しないのが特徴である。 また、オンラインストレージならではのファイル共有も比較的簡単にできるようになっている。
BitTorrentや他のP2Pテクノロジーを使用したファイル共有ソフトと同じく、クライアントソフトを使用しているユーザーにファイルを分散させ、大規模サーバを使用せずに大容量の仮想的なストレージを実現している。
ストレージ容量編集
無料ユーザーは1GBのスペースを使用可能。2014年6月に有料サービスに移行していくと発表した。これ以前は、無料ユーザーで5GBのスペースを使用可能だった。 有料サービスは、いずれも1月あたり、5GB=0.99€、20GB=2.99€、50GB=5.99€、100GB=9.99€などとなる。
セキュリティ編集
自分のファイルを他人のディスクにコピーするため、共有しているファイルにはセキュリティ対策として暗号化が施されている。 また、多くのP2Pテクノロジーのデメリットであるファイルの存在確率について、ネットワーク上に存在する確率を上げるために多数のコピーが分散されるようになっている。