xdvik は、X Window System用のオープンソースDVIファイルビューアーである。xdviを基に作られているが、xdviとは異なりkpathseaが含まれる。xdvikのバージョン番号は対応するxdviに追従し、その後ろにパッチレベルの番号が付加される。たとえば、xdvikのバージョン 22.84.10はxdviのバージョン 22.84に対応し、パッチレベルが10であることを示す。

xdvik
Mac OS X 上の xdvik
最新版
22.84.16 / 2009年5月10日
対応OS Mac OS XLinuxUNIXなど
種別 DVI ファイルビューアー
ライセンス GPLLGPLMIT License
公式サイト http://xdvi.sourceforge.net/
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特徴 編集

xdvik-22.84には以下のような特徴がある。

  • 全機能についてキーボードによる操作をサポートする
  • ghostscriptにより、PostScript画像ファイルのレンダリングを行う
  • インバース検索 - xdvi のウィンドウをクリックすることにより、対応する TeX ソースをエディタでオープンできる(その逆も可能)
  • カラースペシャルをサポート
  • DVIファイルのPostScript版の印刷・保存が可能

また、22.84で新たに加わった機能は以下の通り。

  • hyperrefパッケージによるDVIファイルのハイパーリンクに対応
  • DVIファイルの文字列検索ができる
  • DVIファイルを自動的にリロードするためのオプション
  • ファイルが壊れているときはDVIファイルのバックアップコピーを使用する。それにより、(La)TeX の実行中も旧バージョンのドキュメントを見ることができる。
  • t1libによりPostScriptフォントのレンダリングが可能
  • GUIの向上 : ナビゲーション用のページリスト、ステータスライン、ツールバー、選好ウィンドウ(Motif 版)
  • DVIファイルを以下のフォーマットにして保存できる : PS、PDF、DVI、プレーンテキスト
  • DVIファイル内のテキストを検索できる。
  • Kpathseaライブラリにより、ファイルの配置・生成を行う
  • Omegaをサポート

関連項目 編集