ほったらかし温泉

山梨県山梨市にある日帰り温泉施設

ほったらかし温泉(ほったらかしおんせん)は、山梨県山梨市矢坪に位置する日帰り温泉施設。年間約45万人が訪れる人気温泉である。

ほったらかし温泉
温泉情報
所在地 山梨県山梨市矢坪1669-18
座標 北緯35度42分22秒 東経138度39分8秒 / 北緯35.70611度 東経138.65222度 / 35.70611; 138.65222座標: 北緯35度42分22秒 東経138度39分8秒 / 北緯35.70611度 東経138.65222度 / 35.70611; 138.65222
泉質 単純温泉
泉温(摂氏 32 °C
湧出量 毎分306 L
pH 9.6
年間浴客数 45万
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概要 編集

 
ほったらかし温泉から見る甲府盆地の夜景

宣伝もサービスもなし、勝手に楽しんでというところからほったらかし温泉と名付けられた。昔、山の地主が穴を掘ったところ、温泉がわき出たのを地主は別に何とも思わず、ほったらかしていた所から名付けられたという説もある。

もともと老人ホームの設備とする予定で温泉を掘ったが、老人ホームの計画が白紙となったため、日帰り温泉施設として開業することとなった[1]

1999年に開場した「こっちの湯」と2003年に開場した「あっちの湯」に分かれており、入浴料も別である(同額)[1]。それぞれ男女別の内湯と露天風呂がある[2]

広い露天風呂の眼下には甲府盆地が広がり、天気が良ければ富士山も望める。

日の出前から営業する温泉 編集

「あっちの湯」は日の出の1時間前から営業を開始するため、湯船に浸かりながら日の出を見るために多くの客が訪れる[2]。5月 - 7月は午前4時ごろ、12月 - 2月は午前6時ごろの開場となる。

なお、閉店時間は季節によらず午後10時(最終受付は30分前)となっている。また、元旦は混雑が予想されるため、前売り券による定員制を導入している。

泉質 編集

 
あっちの湯 入口

「こっちの湯」と「あっちの湯」でそれぞれ別の源泉を使用している。

  • こっちの湯(旧源泉)
  • あっちの湯(新源泉)
    • 泉質 - アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
    • 泉温 - 41.4 ℃(測定時気温25 ℃)
    • 湧出量 - 毎分183.6 L(動力揚湯)
    • 水素イオン指数 - ph 10.1

交通 編集

周辺 編集

脚注 編集

外部リンク 編集