端川市(タンチョンし、단천시Tanchŏn-si)は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡南道の都市。人口約28万人。

端川市
位置
各種表記
チョソングル: 단천시
漢字: 端川市
日本語読み仮名: たんせんし
片仮名転写: タンチョンシ
ローマ字転写 (MR): Tanchŏn-si
統計
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
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地理

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日本海に面し、南大川が東側を流れている。山地に接しているが、南側には丹川平野がある。東は咸鏡北道金策市(韓国では城津市とも)、西は虚川郡徳城郡、南は日本海、北は両江道金亨権郡に接している。

行政区画

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39洞・39里を管轄する。

  • 広泉洞(クァンチョンドン)
  • 金コル一洞(クムコリルトン)
  • 金コル二洞(クムコリドン)
  • 金コル三洞(クムコルサムドン)
  • 錦峰洞(クムボンドン)
  • 金山洞(クムサンドン)
  • 南豊洞(ナンプンドン)
  • 内門洞(ネムンドン)
  • 大新洞(テシンドン)
  • 大興一洞(テフンイルトン)
  • 大興二洞(テフンイドン)
  • 徳興洞(トクンドン)
  • トン山洞(トンサンドン)
  • 東岩洞(トンアムドン)
  • 梁山洞(リャンサンドン)
  • 龍坮洞(リョンデドン)
  • 舞鶴洞(ムハクトン)
  • 文化洞(ムヌァドン)
  • 白金山洞(ペックムサンドン)
  • 白岩洞(ペガムドン)
  • 福川洞(ポクチョンドン)
  • 本山洞(ポンサンドン)
  • 北斗洞(プクトドン)
  • 四五洞(サオドン)
  • 選鉱洞(ソングァンドン)
  • 新端川一洞(シンダンチョニルトン)
  • 新端川二洞(シンダンチョニドン)
  • 陽川洞(ヤンチョンドン)
  • 英雄洞(ヨンウンドン)
  • 前進洞(チョンジンドン)
  • 芝草洞(チチョドン)
  • 直節洞(チクチョルトン)
  • 探査洞(タムサドン)
  • 堡巨洞(ポゴドン)
  • 港口一洞(ハングイルトン)
  • 港口二洞(ハングイドン)
  • 港口三洞(ハングサムドン)
  • 海岸一洞(ヘアニルトン)
  • 海岸二洞(ヘアニドン)
  • 加元里(カウォンニ)
  • 加応里(カウンニ)
  • 達田里(タルチョンニ)
  • 畓洞里(タプトンニ)
  • 㯖州里(トクチュリ)
  • 乭山里(トルサンニ)
  • 斗淵里(トゥヨンニ)
  • 蓮坮里(リョンデリ)
  • 霊山里(リョンサンニ)
  • 龍徳里(リョンドンニ)
  • 龍淵里(リョンヨンニ)
  • 龍岑里(リョンジャムニ)
  • 龍興里(リョンフンニ)
  • 梨坡里(リパリ)
  • 梨豊里(リプンニ)
  • 門巌里(ムナムニ)
  • 文湖里(ムノリ)
  • 柏上里(ペクサンニ)
  • 福坪里(ポクピョンニ)
  • 烽火里(ポンファリ)
  • 三巨里(サムゴリ)
  • 石隅里(ソグリ)
  • 松亭里(ソンジョンニ)
  • 松坡里(ソンパリ)
  • 新洞里(シンドンニ)
  • 新坪里(シンピョンニ)
  • 新豊里(シンプンニ)
  • 新湖里(シノリ)
  • 双龍里(サンニョンニ)
  • 陽坪里(ヤンピョンニ)
  • 永坪里(ヨンピョンニ)
  • 吾夢里(オモンニ)
  • 瓦洞里(ワドンニ)
  • 雲川里(ウンチョンニ)
  • 元山里(ウォンサンニ)
  • 場内里(チャンネリ)
  • 貞洞里(チョンドンニ)
  • 甑山里(チュンサンニ)
  • 華蔵里(ファジャンニ)

歴史

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この節の出典[1]

  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、咸鏡南道端川郡に以下の面が成立。(9面)
    • 波道面・福貴面・何多面・新満面・水下面・広泉面・利中面・南斗日面・北斗日面
  • 1939年10月1日 - 波道面および福貴面の一部が合併し、端川面が発足。(9面)
  • 1943年 - 端川面が端川邑に昇格。(1邑8面)
  • 1945年(光復直後) - 端川邑が端川面に降格。(9面)
  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、咸鏡南道端川郡端川面・福貴面・何多面・新満面をもって、端川郡を設置。端川郡に以下の邑・里が成立。(1邑22里)
    • 端川邑・斗彦里・直節里・新湖里・三巨里・文湖里・蓮坮里・陽坪里・達田里・松坡里・霊山里・柏上里・加元里・双龍里・新洞里・貞洞里・石隅里・福坪里・場内里・龍淵里・元山里・龍興里・奇巌里
  • 1953年 - 霊山里の一部が端川邑に編入。(1邑22里)
  • 1954年 (1邑23里)
    • 斗彦里の一部が分立し、吾夢里が発足。
    • 松坡里の一部が陽坪里に編入。
    • 陽坪里の一部が達田里に編入。
  • 1961年 - 斗彦里および場内里の一部が合併し、斗彦労働者区が発足。(1邑1労働者区22里)
  • 1967年 (1邑2労働者区21里)
    • 場内里の一部が斗彦労働者区に編入。
    • 直節里および陽坪里の一部が合併し、直節労働者区が発足。
  • 1974年5月 (1邑9労働者区37里)
    • 広泉郡広泉邑・龍坮労働者区・松亭里・梨豊里・烽火里・乭山里・畓洞里・加応里・華蔵里・斗淵里・㯖州里・門巌里・東巌労働者区・瓦洞里・雲川里・龍岑里・永坪里・龍徳里・甑山里・梨坡里・新坪里・新豊里・堡巨労働者区・龍陽労働者区・金徳労働者区・芝草里・大興労働者区・大新里を編入。
    • 奇巌里・元山里・龍興里が利原郡に編入。
    • 広泉邑が広泉労働者区に降格。
    • 芝草里が金徳労働者区に編入。
    • 大新里が大興労働者区に編入。
    • 文湖里の一部が端川邑に編入。
  • 1981年2月 - 利原郡元山里・龍興里を編入。(1邑9労働者区39里)
  • 1982年8月 - 端川郡が端川市に昇格。(25洞39里)
    • 端川邑の一部が分立し、福川洞・徳興洞・錦峰洞・内門洞が発足。
    • 金徳労働者区が分割され、金コル洞・文化洞・四五洞・本山洞・前進洞・探査洞・白岩洞・選鉱洞が発足。
    • 龍陽労働者区が分割され、白金山洞・英雄洞・金山洞・トン山洞が発足。
    • 斗彦労働者区が分割され、港口洞・斗彦洞が発足。
    • 直節労働者区の一部が分立し、直節洞が発足。
    • 端川邑の残部・直節労働者区の残部が合併し、梁山洞が発足。
    • 龍坮労働者区が龍坮洞に昇格。
    • 広泉労働者区が広泉洞に昇格。
    • 東巌労働者区が東岩洞に昇格。
    • 堡巨労働者区が堡巨洞に昇格。
    • 大興労働者区が大興洞に昇格。
  • 1985年 (29洞39里)
    • 斗彦洞が海岸洞に改称。
    • 金コル洞が分割され、金コル一洞・金コル二洞・金コル三洞が発足。
    • 本山洞の一部が分立し、南豊洞が発足。
    • 探査洞の一部が分立し、芝草洞が発足。
  • 1986年 - 龍淵里の一部が分立し、新端川一洞・新端川二洞が発足。(31洞39里)
  • 1988年 - 大興洞の一部が分立し、北斗洞・舞鶴洞・大新洞・陽川洞が発足。(35洞39里)
  • 1995年 (38洞39里)
    • 港口洞が分割され、港口一洞・港口二洞・港口三洞が発足。
    • 大興洞が大興一洞に改称。
    • 陽川洞の一部が分立し、大興二洞が発足。
  • 1996年 - 海岸洞が分割され、海岸一洞・海岸二洞が発足。(39洞39里)

広泉郡

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  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、咸鏡南道端川郡利中面・広泉面・南斗日面および北斗日面の一部、咸鏡北道金策郡鶴南面の一部地域をもって、咸鏡南道広泉郡を設置。広泉郡に以下の邑・労働者区・里が成立。(1邑1労働者区25里)
    • 広泉邑・琴松里・梨豊里・烽火里・乭山里・畓洞里・加応里・華蔵里・斗淵里・㯖州里・門巌里・東巌里・瓦洞里・雲川里・龍岑里・永坪里・龍徳里・甑山里・梨坡里・新坪里・新豊里・堡巨里・龍陽里・龍川里・大興里・芝草里・新徳労働者区
  • 1954年10月 (1邑1労働者区23里)
    • 龍川里・芝草里が両江道白岩郡に編入。
    • 大興里が両江道白岩郡大新里に編入。
    • 甑山里の一部が龍陽里に編入。
    • 琴松里の一部が分立し、松亭里が発足。
  • 1956年 - 両江道白岩郡龍川里・芝草里・大興里を編入。(1邑1労働者区26里)
  • 1957年 - 両江道白岩郡大新里を編入。(1邑1労働者区27里)
  • 1961年 (1邑4労働者区23里)
    • 龍陽里が龍陽労働者区に昇格。
    • 大興里・龍川里が合併し、大興労働者区が発足。
    • 琴松里が龍坮労働者区に昇格。
  • 1967年 (1邑5労働者区22里)
    • 堡巨里(보거리)が堡巨里(포거리)に改称。
    • 東巌里が東巌労働者区に昇格。
  • 1972年 (1邑6労働者区21里)
    • 新徳労働者区が金徳労働者区に改称。
    • 堡巨里が堡巨労働者区に昇格。
  • 1974年5月 - 広泉郡廃止。
    • 広泉邑・龍坮労働者区・松亭里・梨豊里・烽火里・乭山里・畓洞里・加応里・華蔵里・斗淵里・㯖州里・門巌里・東巌労働者区・瓦洞里・雲川里・龍岑里・永坪里・龍徳里・甑山里・梨坡里・新坪里・新豊里・堡巨労働者区・龍陽労働者区・金徳労働者区・芝草里・大興労働者区・大新里が端川郡に編入。

産業

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マグネサイトコバルトが豊富に採掘され、鉄鉱石なども採れるなど地下資源が非常に多い。化学工業が発達し、咸興などと重化学工業地帯を形成している。

交通

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清津や咸興方面へ咸鏡線が通じる。

脚注

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関連項目

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